ニコン、チルト式液晶モニター搭載のフラッグシップ「COOLPIX P7100」

　ニコンは、COOLPIXシリーズのフラッグシップモデル「COOLPIX P7100」を9月22日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は6万円前後の見込み。

COOLPIX P7100

　ニコンが2010年9月に発売した「COOLPIX P7000」の後継モデル。撮像素子やレンズのスペックは前モデルを引き継ぎつつ、前面のサブコマンドダイヤルやチルト式液晶モニターを新採用した。

　外観はほぼ前モデルを踏襲した。光学ファインダーやホットシューも引き続き搭載した。撮像素子は1/1.7型有効1,010万画素CCD。RAW記録に対応する。

　画像処理エンジンも前モデル同様「EXPEED C2」を採用。クリエイティブモノクロ、絵画調、露光間ズーム、露光間デフォーカス、クロスプロセス、ソフト、ノスタルジックセピア、ハイキー、ローキー、セレクトカラーの「スペシャルエフェクト」機能を撮影時に適用可能。

内蔵ストロボをポップアップさせたところ

　レンズは35mm判換算での焦点距離28-200mm相当、F2.8-5.6の7.1倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機構を搭載する。

チルト式液晶モニターの動作例

　引き続き1,280×720ピクセル、24fpsのハイビジョン動画を撮影可能。感度もISO100～6400相当で、前モデルと同じ。バッテリーは前モデルと共通の「EN-EL14」。新たに、Eye-FiカードのON/OFF切替え機能を備えた。