オリンパス、36倍ズームの「SP-810UZ」を海外発表


 オリンパスは27日、欧州でコンパクトデジタルカメラの新製品「SP-810UZ」を9月初旬に発売すると発表した。価格は269ユーロ。国内での発売は未定。

ブラックシルバー

 35mm判換算での焦点距離24-864mm相当の36倍ズームレンズを搭載する高倍率モデル。30倍を超えるズーム比の現行コンパクトカメラで最小としている。同様の高倍率モデルは、30倍ズームレンズを搭載する「SP-800UZ」が2010年3月に国内で発売済み。

 3D静止画撮影モード、パノラマ撮影機能、10種類のマジックフィルターなどを搭載するほか、Eye-Fiカードに対応する。

製品名SP-810UZ
撮像素子1/2.3型有効1,400万画素CCD
レンズ24-864mm相当(35mm判換算)F2.9-5.7
最短撮影距離5cm(スーパーマクロモード)
手ブレ補正光学式
感度ISO80-3200
露出プログラムプログラムオート
シャッター速度1/2-1/850秒
4秒(夜景モード)
液晶モニター3型23万ドット
記録メディアSDXC/SDHC/SDメモリーカード
内蔵メモリー(14MB)
連写速度約0.73枚/秒(フル画素)
動画記録MPEG-4(1,280×720ピクセル)など
バッテリーリチウムイオンバッテリーパック「LI-50B」
外形寸法105.9×75.9×73.5mm
質量約413g(バッテリー、メモリーカード含む)


(本誌:鈴木誠)

2011/7/27 21:05