市川ソフトラボラトリー、SILKYPIXを「GR LENS A12 28mm」に正式対応


 市川ソフトラボラトリーは24日、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro」および「SILKYPIX Developer Studio 4.0」の最新版を公開した。

SILKYPIX Developer Studio ProGR LENS A12 28mm F2.5を装着したGXR

 バージョン番号は次の通り。

  • SILKYPIX Developer Studio Pro(Windows版):4.1.42.1
  • SILKYPIX Developer Studio Pro(Mac OS X版):4.1.42.1
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0(Windows版):4.0.42.1
  • SILKYPIX Developer Studio 4.0(Mac OS X版):4.0.42.1

 SILKYPIX Developer Studio Proの更新内容は、17日に公開したEarly Preview版と同様。新たにオリンパス「E-5」およびキヤノン「PowerShot G12」において、データによってパラメータを変更した際にプレビュー画面が暗くなる場合がある問題も修正した。

 SILKYPIX Developer Studio 4.0の更新内容は次の通り。

  • リコーGXRの「GR LENS A12 28mm F2.5」ユニットに対応した
  • サムスン「NX5」および「NX100」に対応した(いずれも日本未発売)
  • リコーGXRの「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」ユニットにおいて、ファームウェアのバージョンによって標準DNGとして扱われてしまう問題を修正した
  • シグマ「SD15」で、機種の個体によってISO800以上でエラーとして扱われる問題に対応した
  • Ver.4.0.41.2より現像処理に時間がかかるようになっていた問題を修正した
  • オリンパス「E-5」およびキヤノン「PowerShot G12」において、データによってパラメータを変更した際にプレビュー画面が暗くなる場合がある問題を修正した

 SILKYPIX Developer Studio Proは、大量のRAWデータを扱うフォトグラファーや写真家向けに、高画質化、マルチコアCPUへの最適化、効率化などを実現したシリーズ最上位ソフト。価格はパッケージ版が3万2,000円、ダウンロード版が2万6,000円。

 スタンダードモデルのSILKYPIX Developer Studio 4.0は、パッケージ版が2万2,000円、ダウンロード版が1万6,000円。



(本誌:鈴木誠)

2010/11/25 13:28