パナソニック、3D対応交換レンズ「LUMIX G 12.5mm F12」を正式発表


LUMIX G 12.5mm F12

 パナソニックは、レンズ交換式デジタルカメラLUMIX Gシリーズ用の3D対応レンズ「LUMIX G 12.5mm F12」(H-FT012)を10月29日に発売する。価格は2万6,250円。

 対応するLUMIX Gシリーズに装着することで3D画像を撮影できる交換レンズ。「デジタル一眼専用交換レンズとして世界初」としている。7月28日に開発発表し、年内の発売を予定していた。

 焦点距離は35mm判換算で65mm相当。センサー上に2つの画像が並ぶため、記録時の画角は左右それぞれ50mm相当(25mm相当を2分割)となる。加えて、3D画像生成時の切り出し分を含め65mm相当としている。

 対応機種は同時発表の「DMC-GH2」。DMC-GH2以前の機種は、「DMC-G2」(2010年4月発売)のみファームウェアアップデートで対応予定という。日程は決まり次第告知する。

 レンズマウント径内に2つの光学系を搭載。視点ごとの撮影タイムラグがない点を特徴とする。フォーカスは固定式。

 レンズ構成は3群4枚(各光学系ごと)。最短撮影距離は0.6m。最大撮影倍率は0.02倍(35mm判換算で0.1倍)。フィルターの装着は不可。サイズは57×20.5mm。重量は45g。



(本誌:鈴木誠)

2010/9/21 16:07