SPBS、若木信吾氏を講師に迎えた写真ワークショップを4月に開講


 SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)は、写真家の若木信吾氏によるワークショップ「若木信吾×SPBS 写真ワークショップ2010」を4月18日より開催する。

 「プロフェッショナルコース」、「プロ志望者コース」、「アマチュアコース」からなる少人数制のワークショップ。受講者数は、プロフェッショナルコースが5~7名、プロ志望者コースとアマチュアコースが各15名。少人数制とすることで、「濃密できめ細かな指導を受けることができる」としている。開講期間は4月18日~8月22日。隔週日曜日に開講する。開講時間は、プロフェッショナルコースが10時30分~12時、プロ志望者コースが12時30分~14時。全コース共通の授業(アマチュアコース)は14時~16時。会場はSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS本社。

 スタッフは、若木信吾氏(写真家)、福井盛太氏(SPBS CEO)、柴田隆寛氏(EATer/「HUgE」編集者)ほか。

 プロフェッショナルコースは、現在プロとして活動している写真家を対象としたコース。プロ同士の交流やマスコミ関係者との交流を通じて、プロとしての活動の場を広げる趣旨。なおプロフェッショナルコースのみ作品制作、オリジナルプリントの販売、作品展の実施などを含み、1年間のカリキュラムとなっている。

 プロ志望者コースは、将来プロカメラマンを目指す受講者向けのコース。作品制作を行なうほか、スタッフによる寸評、マスコミとの交流会の実施をカリキュラムに取り入れる。

 アマチュアコースは、写真の観賞力を磨き、写真を機械工学およびコミュニケーション学の側面から学ぶという趣旨のカリキュラム。座学を中心とした内容となっている。

 ワークショップへの参加は選抜方式。プロフェッショナルコースとプロ志望者コースの受講希望者は書類選考と面接を経ての参加となる。アマチュアコースは書類選考のみ。

 受講料金は、プロフェッショナルコースが36万7,500円、プロ志望者コースとアマチュアコースが12万6,000円。いずれもテキスト代と作品制作費を含む(プロフェッショナルコースはPR費用も含む)。申込みは、指定のメールアドレスに必要事項を明記の上、送信する。申込み締切は3月25日。

 各コース共通の授業は全10回。主な内容は下記の通り。ゲスト講師も参加予定という。

  • 第1回:写真の歴史を学ぶ
  • 第2回:写真観賞術を磨く
  • 第3回:カメラのメカニズムを知る
  • 第4回:プリントの現在
  • 第5回:デジタル写真最前線
  • 第6回:写真と映像(動画)表現
  • 第7回:写真撮影の現場力
  • 第8回:作品寸評会&魂のプレゼンテーションその1
  • 第9回:作品寸評会&魂のプレゼンテーションその2
  • 第10回:卒業懇親会・作品贈呈式


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2010/3/1 12:53