シグマ、手ブレ補正搭載の「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG」
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM |
シグマは22日、手ブレ補正機構付き超望遠ズームレンズ「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」を発表した。キヤノン用、シグマ用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用の発売を予告している。発売日はキヤノン用が3月5日。そのほかのマウントは未定。価格は19万8,975円。21日に米アナハイムで開幕するイベント「PMA 2010」に出品する。
手ブレ補正機構「OS」を搭載する超望遠ズームレンズ。35mm判のイメージサークルに対応する。手ブレ補正効果は約4段分で、ソニー用、ペンタックス用もレンズ内手ブレ補正を利用できる。従来製品の「APO 50-500mm F4-6.3 EX DG/HSM」の最短撮影距離100~300cmを50~180cmに短縮。広角端での開放F値がF4からF4.5になった。特殊低分散SLD(Special Low Dispersion)ガラス4枚を引き続き採用する。
別売のテレコンバーター「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」および「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」を装着可能。シグマ用、キヤノン用、ソニー用、ニコン用を用意し、価格は2xが3万3,600円、1.4xが2万9,400円。
レンズ構成は16群22枚。最大撮影倍率は1:3.1。絞り羽根は9枚の円形。フィルター径は95mm。APS-Cサイズのデジタル一眼レフカメラを使用する場合は、付属のステップダウンリングを用いることで86mm径のフィルターを装着できる。
本体サイズは104.4×219mm(最大径×全長)、重量は1,970g(数値はシグマ用)。ケース、花形フード「LH1030-01」、ステップダウンリング、ショルダーストラップ、三脚座「TS-31」が付属する。
付属のステップダウンリング |
2010/2/22 01:00