オリンパス、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6」を正式発表


 オリンパスは、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6」を5月下旬に発売する。価格は9万2,400円。

M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4-5.6

 オリンパスのマイクロフォーサーズ用レンズとして初の高倍率ズームレンズ。35mm判で28〜300mm相当の画角をカバーする。2009年11月の開発発表の後、発売時期と価格が正式に決まった。

 レンズ構成は、DSA(Dual Super Aspherical)レンズ1枚、ED非球面レンズ1枚、HRレンズ1枚、E-HR(高屈折率低分散)レンズ2枚などからなる11群15枚。レンズ全面にマルチコートを施したという。

 最短撮影距離は0.5m。最大撮影倍率は0.24倍。7枚羽根の円形絞りを採用する。インナーフォーカスを採用し、俊敏で静粛なAF速度を実現したという。「静止画だけでなく動画でもストレスなく快適な撮影を楽しめる」としている。

 フィルター径は58mm。本体サイズは63.5×83mm(最大径×全長)、重量は290g。

 マルチコートを施した58mm径のプロテクトフィルター「PRF-D58 PRO」も用意する。5月下旬発売で、価格は4,200円。

 なおレンズフードは、フォーサーズ用の「LH-61C」が利用できる。すでに発売済みで、「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」に付属する製品。価格は4,200円。

レンズフード「LH-61C」(4,200円)。ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6と共通LH-61Cを取付けたところ(左)。右は同時発表のE-PL1とZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4-5.6


(本誌:折本幸治)

2010/2/3 16:10