フェーズワン、「Capture One 5 Pro」のダウンロード販売を開始

　フェーズワンは28日、RAW現像ソフト「Capture One 5 Pro」のダウンロード販売を開始した。価格はCapture One 5 Proが5万2,290円、Capture One 5が1万3,440円。Capture One 4からCapture One 5へのアップグレードと、Capture One 4 ProからCapture One 5 Proへのアップグレードはそれぞれ1万500円。Capture One 4からCapture One 5 Proへのアップグレードは3万9,900円。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5.8～10.6。

Capture One 5.0

　販売するのは、9カ国語対応の多言語版。発表当初は10月末のダウンロード販売開始をアナウンスしていた。パッケージ版の発売は11月15日を予定している。

　新機能として、ピントの合っている部分を着色して表示する「フォーカスマスク」、写りこんだゴミを除去する「スポット除去」、人物の肌の色を精密に調整できる「スキントーン」、画像データに著作権透かしを追加する「ウォーターマーク」などの機能を備えた。さらに、周辺光量補正の形状変更やRGBトーンカーブのチャンネル別調整も可能になった。

　このほか、3台までのマルチモニターにも対応。従来から装備していたPCとカメラの連結撮影機能や、各種ツールレイアウトのカスタマイズ機能も健在となっている。

　加えて、PC連結撮影対応機種にキヤノンEOS Kiss X3、ニコンD300S、D5000を追加。RAWデータ対応機種についても下記の機種を拡充した。Capture One 5 ProとCapture One 5の主な違いは、フォーカスマスクやカメラ連結撮影といった一部機能の有無。

■新規RAW対応機種

• キヤノンEOS 7D
• キヤノンPowerShot G11
• キヤノンPowerShot S90
• ソニーα850
• ソニーα380
• ニコンD300S
• ニコンD5000
• ニコンD3000
• ペンタックスK-x
• リーフAptus II 5
• リーフAptus II 6
• リーフAptus II 7
• リーフAptus II 10
• リーフAFi II 6
• リーフAFi II 7
• リーフAFi II 10