富士フイルム、「FinePix F200EXR」の最新ファームウェア


FinePix F200EXR

 富士フイルムは15日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix F200EXR」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.10。Webサイトから無償でダウンロードできる。

 更新することで、高感度および近距離でのストロボ撮影において「スーパーiフラッシュ」の性能が向上する。加えて、薄暗い室内や水中での撮影で、より自然な撮影が可能になる。スーパーiフラッシュは、シーンに応じてストロボの発光量を微調整し、自然な撮影ができる機能。

 F200EXRは、独自の撮像素子「スーパーCCDハニカムEXR」を搭載する唯一のデジタルカメラ。カラーフィルターの画素を斜め方向に配置することで、画素混合時の偽色を軽減できる。また、異なる感度を割り当ててデータを組み合わせることでダイナミックレンジの拡大を図ることも可能。価格はオープンプライスで、実勢価格は3万4,800円。



(本誌:武石修)

2009/7/15 18:05