シグマ、「DP2」のAF性能向上を図った新ファームウェア


 シグマは23日、コンパクトデジタルカメラ「DP2」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.02。

DP2

 Ver.1.02での変更点は次の通り。

  • オートフォーカス性能の向上を図った。
  • マニュアルフォーカス時にOKボタンを押すだけで、拡大表示を行なうようになった。

 従来、マニュアルフォーカス時の拡大表示を行なうには、マニュアルフォーカスモード中にOKボタンを押し、その後十字ボタン上を押す必要があった。Ver.1.02では、OKボタン操作のみで拡大表示を行なう。

 DP2は、デジタル一眼レフカメラ「SD14」と同じAPS-CサイズのFOVEON X3センサーを採用するコンパクトデジタルカメラ。撮像素子は2008年3月発売の「DP1」と同じだが、搭載する単焦点レンズを28mm相当F4から41mm相当F2.8に変更。さらに操作性を改善しつつ、画像処理エンジンを新開発の「True II」に改めている。発売は4月24日。実勢価格は6万9,800円前後。



(本誌:折本幸治)

2009/6/23 14:02