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中古相場は緩やかな上昇傾向へ。2026年上半期に「価格が上がったカメラ」トップ10

値上がり率1位の「D5600」

カメラ専門フリマサービス「みんなのカメラ」は8月7日(金)、2026年上半期のフリマ取引データに基づく「値上がりした中古カメラTOP10」を発表した。1~3月の平均取引価格に対する、4~6月の平均取引価格の変化率を集計・分析したもの。

明確な価格変化が確認された32製品のうち、約88%にあたる28製品が値上がりを示した。毎月取引が成立した製品の価格指数も、1月を100.0として、6月には103.1へと上昇しており、同サービス内において中古カメラ相場が緩やかに上昇傾向にあったことがうかがえる。

値上がり率1位はニコンの入門一眼レフ「D5600」

値上がり率トップとなったのは、2016年発売のAPS-C一眼レフカメラ「D5600 ボディ」で、3万4,188円→4万2,442円と+24.1%を記録した。TOP10内で唯一の一眼レフ機であり、低価格帯であるため変化率は大きくなりやすいものの、3万円台から4万円台へと水準が切り上がる結果となった。

2位には「α7 IV ボディ」(+11.9%)、3位には「RICOH GR III」(+10.9%)がランクイン。生産終了モデルや後継機が登場した旧モデルのα7 IV、GR III、α6000、EOS R6などは、新品での入手が難しくなることから中古市場で価格が下がりにくく、相場を下支えする要因になっていると分析されている。

年代や価格帯による傾向の違い

発売年別の集計では、発売年が古い区分ほど平均上昇率が高い結果となった。2016年以前の製品が平均+7.1%の上昇を示したのに対し、2024年以降の製品は平均+0.6%にとどまっている。

価格帯別(1~3月平均)でも、5万円未満の製品が平均+14.2%と高い伸びを示した一方で、20万円以上の製品は平均+0.9%となった。

なお、下落が確認されたのは全32製品中、α1、α7R V、COOLPIX P1100、PowerShot V1の4製品で、同サービス内では「新しいか古いか」「上位機か入門機か」といった一概の区分ではなく、機種ごとに異なる相場変動が見られたとしている。

値上がりした中古カメラ TOP10【2026年上半期】

  • 1位:D5600 ボディ(2016年)34,188円→42,442円(+24.1%)
  • 2位:α7 IV ボディ(2021年)188,140円→210,541円(+11.9%)
  • 3位:GR III(2019年)170,953円→189,607円(+10.9%)
  • 4位:α6000 ボディ(2014年)40,176円→44,175円(+10.0%)
  • 5位:EOS R6 ボディ(2020年)140,906円→154,666円(+9.8%)
  • 6位:EOS R50 ボディ ホワイト(2023年)73,255円→79,778円(+8.9%)
  • 7位:Tough TG-7 ブラック(2023年)47,319円→51,395円(+8.6%)
  • 8位:LUMIX TZ99 ホワイト(2025年)60,391円→65,304円(+8.1%)
  • 9位:X-S20 ボディ(2023年)153,403円→165,540円(+7.9%)
  • 10位:Z9 ボディ(2021年)413,200円→445,438円(+7.8%)

※かっこ内は発売年

本誌:宮本義朗