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フォトビジネスでも「動画」が主要なジャンルに
PHOTONEXT 2026レポート(動画編)
2026年6月19日 13:45
写真館やウェディングなどのフォトビジネスおよびプロフォトグラファーを対象としたイベント「PHOTONEXT 2026」が6月16日(火)と6月17日(水)にパシフィコ横浜で開催された。主催はプロメディア。
昨今はプロの写真業界でも動画撮影がトレンドの1つとなっている。動画用カメラなどの展示は一段落したのか少ない一方で、動画を活用したエンドユーザー向け商材などが多く見られた。ここではそうした動画に関係するアイテムやサービスを取り上げる。
「Evoto」が動画レタッチに対応
写真の人物レタッチソフト「Evoto」がこのほど動画のレタッチにも対応し「Evoto Video」としてデモを行っていた。学校写真で動画を配る写真館やウェディングフォトグラファーなどをターゲットにする。
写真のレタッチ機能の多くを動画の人物レタッチに適用できるとのこと。すべてのフレームを追跡して修正が行われる。プリセットで選んで簡単に調整できるほか、マニュアルでの細かい設定も可能。
静止画同様にクレジットを購入して書き出すが、静止画とは別の「vCredits」が必要となる。
動画生成もできるバーチャルスタジオ
RedefineArtsは、バーチャルスタジオ「TOKUSATSU STUDIO」を展示していた。人物を架空の映像に合成できるシステムとなっている。
カメラと天井にトラッキングセンサーを付けることで、カメラを動かしたときに背景と人物が自然に動く。2Dよりも自然な3D映像を静止画のほか、動画としても残せる。
人物のアクションで画面に効果が現れるインタラクティブ性もあり、被写体がアトラクション的に楽しむこともできそうだ。
キーホルダーで動画を再生
YELLが展示していたのはNFCタグを内蔵したキーホルダー。スマホにかざすと動画を見ることができるシステムとなっている。
同社がアプリや管理ソフト、キーホルダー、用紙、NFCタグなどを提供する。よく導入されているのはウェディングとペット写真の業界という。
用紙はキーホルダーの形に切り目が入っており、家庭用を含むプリンターでプリントできる。アップロードした動画のURLをアプリでNFCに書き込むと完成する。
動画は200MBまで保存可能。データの保管は10年としている。累計30万個の出荷実績とのこと。
ソニーが3Dキャプチャシステムを参考出展
ソニーのブースでは人物の3Dキャプチャシステムが参考展示されていた。ウェディングフォト、家族の記念写真、コスプレ写真集などをターゲットにする。
従来、3Dキャプチャは大掛かりな機材が必要だったが、2人で運べるほどの機材で撮影が可能になるという。撮影時間は1回30秒。撮影機材は業者へのレンタルを考えているとのこと。
静止画ではあるが、正面以外からも立体視できることや、人物が回転して表示されることから、動画的な楽しみ方ができるとも言えそうだ。
人物の細かい部分までよく再現された表示となっていた。デモで使用されていた小型の表示装置も現在開発中としている。視線認識センサーを搭載し、視聴者に最適な表示を行う。
日本製の動画対応カメラバッグ
浅沼商会のブースでは同社ブランドKingとコラボしたTHE PROTECTOR PLANのカメラバッグを参考展示していた。
THE PROTECTOR PLANは報道業界などで活躍するブランド。動画撮影の需要が高まっていることから、仕切りを外すと大きめの動画機材も入るサイズ感に設定した。6万円ほどで2026年中に発売する。
外装や仕切りもプロ向けらしく硬い素材を入れたセミハードタイプとなっている。上蓋は大きく開く被せ式で内部への素早いアクセスが可能となっている。
ワンマン動画をサポートする照明
全体的に動画向け機材の展示は以前よりも少なくなった印象だが、ケンコー・トキナーなど老舗の展示は健在だった。
同社が扱うZHIYUNは200WのLEDライト「MOLUS X200」シリーズを5月にリリースした。それなりの光量がありながら本体は1kgを切る重さで、昨今よく聞く「ワンマン撮影」でも使えそうなサイズだった。
今では入手性も良くなったVマウントバッテリーを2個使うことで200Wの出力を実現する。RGBタイプもラインナップする。

























