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Adobe Lightroomの「アシスト選別」が正規実装

目のシャープさなど分析してセレクトを補助

アドビは6月18日(木)、「Adobe Lightroom」「Adobe Premiere」に新機能を追加すると発表。アーリーアクセスとして提供していたものの正規実装も含まれる。また、「Adobe Firefly AI アシスタント」に関する機能強化などもアナウンスがあった。

Adobe Lightroom

アシスト選別

セレクトを効率化する機能で、2025年10月に早期アクセス版として提供。今回、正式に一般提供が始まる。

  • 「顔」を表示する機能:写真に写っている人物を1人ずつ分離し、目の開き具合やシャープさを分析。
  • 「スタック」機能:類似した画像を自動的にグループ化し、それらから1枚を抽出。
  • その他、カスタマイズ可能なフィルター、精密なダイヤル、選択の上書きなど

写真から動画生成

Adobe FireflyとGoogle VeoによるAI生成モーションを利用したもので、写真からBロールやリール動画を生成する。スマートプロンプトや独自の指示を用いることが可能。

AI シャープ

Topaz Labsの「Noise-Aware Sharpen」モデルをLightroomに統合。Lightroomで花びら、毛並み、葉などの細部をピクセル単位の高精度で補正できるという。

ソニー「α7R VI」への対応

「α7R VI」のRAWフォーマットをサポート。

Adobe Premiere

タイムラインから離れることなく、より高速なAIマスキング、新しいエフェクト、よりスマートなオーディオコントロールが可能になったという。

また、「Adobe Stock」「Adobe Firefly」の連携強化もアップデートに含まれている。

グローバルオーディオミュート

シーケンス内のすべてのオーディオをまとめてミュート。

ブラー(チャンネル)、グラデーション、ノイズ

新しいエフェクト。

3Dスピンバックとスライド

ダイナミックな動きを実現。

単語単位のキャプション作成

キャプションブロック全体を崩すことなく、単語単位での表示・タイミング制御が可能に。

Adobe Stockパネル内でライセンス取得

Adobe Premiereを離れることなくAdobe Stockのアセットのプレビューやライセンス取得が可能になる。

オブジェクトマスク

より高速化し、より滑らかで自然なマスクが得られるようになったという。メディアが1度オフラインになった場合でも、そのままマスクの再生成が実行できる。

シーケンスインデックスパネル

長尺編集の制御を1か所にまとめたもの。A/V表示モードでは、ソースモニターに映像とオーディオ波形を同時に表示できる。

Adobe Firefly AI アシスタント

パブリックベータ版として提供されていた「Adobe Firefly AI アシスタント」の対応アプリが増えた。

Creative Cloudを横断して利用できる対話型のエージェントで、その範囲は「Adobe Premiere」、「Adobe Photoshop」、「Adobe Illustrator」、「Adobe InDesign」、「Adobe Frame.io」に広がった。

例えば「Adobe Frame.io」の場合、ディレクションにあわせてプロジェクト内で撮影アセットの整理、リビジョンごとのフィードバックの抽出、Bロールの生成を支援するという。

Adobe Frame.ioでもAdobe Firefly AI アシスタントが使用可能に

さらに、「Adobe Firefly AI アシスタント」には以下の機能強化も行われた。

ブランドキットの作成

スタイル、ブランド名、カラーパレットを説明すると、ロゴ、ブランドアイデンティティ、カラーパレットを生成。

商品ショート動画の作成

商品写真をもとにショート動画を作る機能。

クイックカット

動画素材を自動的に組み合わせて、洗練されたファーストカットを作成。

ストーリーボード

ストーリーボードを作成し、そこから動画を生成できるという。

ブランドキットの作成例

Adobe Firefly クリエイティブ AI スタジオエクスペリエンス

現在プライベートベータ版として提供されている「Adobe Firefly クリエイティブ AI スタジオエクスペリエンス」がアップデート。

一貫したコンテキスト、再利用可能なアセット、整理されたワークフローを提供するもの。これにより、例えばAdobe FireflyとAdobe Creative Cloud全体でコンテキストやアセットなどを共通管理でき、中断した箇所から再開したり、過去の作業をベースに制作を進めたりすることが容易になるという。

本誌:折本幸治