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望遠カメラが高画質化した「Xperia 1 VIII」

「AIカメラアシスタント」搭載

Xperia 1 VIII

ソニーは5月13日(水)、フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VIII」を発表した。SIMフリーモデルの予約受付は同日11時より順次開始し、発売は6月11日(木)を予定している。

「撮る。心はずむ。世界が息づく。」をコンセプトに、ソニーのカメラテクノロジーと新開発のAI「Xperia Intelligence」を組み合わせたという。撮影性能では、望遠カメラのハードウェアと、AIによる撮影アシスト機能の強化を図っている。

望遠カメラのイメージセンサーが大型化

背面カメラは、16mm(超広角)、24mm(広角)、70mm(望遠)の3眼構成。主な進化は、70mm望遠カメラのイメージセンサーを、前機種の1/3.5型から1/1.56型へと大型化した点。

これにより、3眼すべてのカメラにおいて、「フルサイズ並み」と謳う暗所性能を実現したとしている。どの焦点距離においても、ノイズを抑えた撮影が可能になったという。

各カメラの仕様は以下の通り(すべて有効画素数約4,800万画素)。

  • 16mm(超広角):1/1.56型、F2.0(Exmor RS for mobile)
  • 24mm(広角):1/1.35型、F1.9(Exmor T for mobile)
  • 70mm(望遠):1/1.56型、F2.8(Exmor RS for mobile)

また、センサーの画素切り出しを利用することで、48mm(広角からのクロップ)および140mm(望遠からのクロップ)においても、光学ズーム相当の画質で撮影できるとしている。

AIによる撮影アシスト機能「AIカメラアシスタント」

ソフトウェア面では、新開発のAI「Xperia Intelligence」による「AIカメラアシスタント」機能を搭載した。AIが認識したシーンに応じて、「Neutral」「Vivid」「Film」「Instant」「Soft Highkey」といったルックをベースにした最適な表現を複数提案する。

ユーザーは提示された表現を任意に選択して撮影が可能。さらに全レンズで高度な重ね合わせ処理を行う「RAWマルチフレームプロセッシング」により、広いダイナミックレンジと低ノイズ化を図っている。

AF対応の「テレマクロ」機能

望遠カメラを用いたテレマクロ機能も更新された。従来はMFのみだったが、新機種では焦点距離140mmでAFに対応。瞳AFやタッチAFも利用可能になり、最短撮影距離15cmからのマクロ撮影における利便性が向上した。

新たな質感を備えたボディデザイン

ボディには、独自開発の「ORE(オーア=原石)テクスチャ」を採用。背面ガラスを含む各パーツに微細な凹凸加工を施すことで、グリップ感と独特の質感を両立させたとしている。

側面には従来通りにシャッターボタンを備える

最大1TBモデルを用意

SIMフリーモデル(XQ-GE44)は、用途に合わせて4種類のメモリ・ストレージ構成が用意される。市場推定価格(税込)は以下の通り。

  • RAM 12GB/ROM 256GB:236,000円前後
  • RAM 12GB/ROM 512GB:252,000円前後
  • RAM 16GB/ROM 512GB:269,000円前後
  • RAM 16GB/ROM 1TB:300,000円前後

カラーはグラファイトブラック、アイオライトシルバー、ガーネットレッドに加え、SIMフリー限定色のネイティブゴールドをラインアップする。

グラファイトブラック
アイオライトシルバー
ガーネットレッド
ネイティブゴールド

主な仕様

  • OS:Android 14
  • CPU:Snapdragon 8 Elite
  • メモリ(RAM/ROM):12GB/256GB、12GB/512GB、16GB/512GB、16GB/1TB
  • 外部メモリ:microSD、microSDHC、microSDXC(最大2TB)
  • バッテリー容量:5,000mAh
  • オーディオ:3.5mmオーディオジャック搭載
  • SIM形式:nanoSIM / eSIM
  • 外形寸法:162×74×8.3mm
  • 質量:200g
本誌:佐藤拓