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H&Yの角型フィルターに中庸タイプの「ミディアムGND8」

グラデーションがソフトよりはっきり、ハードより穏やか

株式会社レイクプラッツ(H&Y Filters JAPAN)は、100mm幅の角型フィルター「K-Series ミディアムGND8 100×150mm」を12月1日(月)に発売した。中庸なグラデーション幅を持つGNDフィルター。

マグネット吸着が可能な角型フィルターシステム「K-Series 100mm フィルターホルダー Mark III」に対応したマグネットフレーム付きのGNDフィルター。

ND域から透明域へのグラデーションがソフトGNDより明確で、ハードGNDほど急激ではない、適度な変化の幅を持つミディアム仕様。減光効果は最大ND8(3絞り分)。

広角域から標準域で使いやすく、望遠レンズとソフトGNDの組み合わせでは効果がわかりにくい場合や、超広角レンズとハードGNDでは境界が目立ちすぎる場面などで有効だという。

素材には、コーニングの強化ガラス「Gorilla Glass III」を使用。精密な研磨により高い平面性を確保し、他のフィルターと重ねても、レンズの性能を損なうことがないとしている。

真空蒸着によるコーティングで色転びを抑制。さらに、防汚・撥水・防傷・低反射のコーティングが両面に施されている。

マイクロファイバークリーニングクロス、フィルターポーチ付き。

飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。