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OWCから10GbE LAN端子搭載のThunderbolt 5ネットワークドック

Thunderbolt 5デュアル10GbEネットワークドック

Other World Computing(OWC)は9月10日(水)、Thunderbolt 5に対応したLAN端子付きのドックや、光ケーブル採用のUSB ケーブルなどの新製品を発表した。

Thunderbolt 5デュアル10GbEネットワークドック

1本のThunderboltケーブルで複数のネットワークへの接続と、NASへのアクセスを可能にするネットワークドック。9月中旬の発売を予定している。独立したデュアル10GbEポートと前面の2.5GbEポートにより、最大3つのネットワークや機器を同時接続できる。

2つの10GbEポートを束ねる「リンクアグリゲーション機能」により、ノートPCからでも最大20GbpsでNASへアクセスが可能となった。

最大3台の8Kディスプレイ接続も可能としている。

ファンレスのアルミ筐体による静音冷却設計を採用した。

搭載ポート(前面)

  • USB 3.2 Gen 2 Type-C(10Gbps)×1
  • USB 3.2 Gen 2 Type-A(10Gbps)×1
  • 2.5Gbpsイーサーネット(RJ45)×1

搭載ポート(背面)

  • Thunderbolt 5 (USB Type-C)アップストリーム×1
  • Thunderbolt 5 (USB Type-C)ダウンストリーム×3
  • USB 3.2 Gen 2 Type-A(10Gbps)×2
  • 210Gbpsイーサーネット(RJ45)×2

外形寸法

212×108×35mm

質量

900g

価格

8万2,500円

USB 4アクティブ光ケーブル

最長4.5mの距離で40Gbpsのデータ転送を実現したというUSBケーブル。写真、ビデオなど大容量データの転送、バックアップ、ストリーミングを高速で処理できる。長距離接続に対応することでUSB 4やThunderbolt 4/3デバイスを最適な場所への配置ができるようになった。

給電機能も強化され、ラボ認証済みの最大240W(3mモデル)または60W(4.5mモデル)の電力供給が可能。Thunderbolt経由のDisplayPortをはじめ、Apple Pro Display XDR、Apple Studio Display、LG Ultrafineなど多様なディスプレイに対応し、最大8Kの高解像度表示を実現する。ただしDisplayPort Altモードを使用するディスプレイはサポート対象外となる。

本誌:佐藤拓