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フルサイズ初、広角20mmからの10倍ズームレンズ

550gの軽量設計 ハーフマクロ撮影も可能

株式会社シグマは、35mmフルサイズのイメージセンサーに対応した交換レンズ「Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG | Contemporary」を9月25日(木)に発売する。直販価格は14万3,000円。ソニーEとLマウント用を用意する。

広角端20mmと、10倍ズームの組み合わせを世界で初めて実現したという、ミラーレスカメラ向けの高倍率ズームレンズ。28-85mmの焦点域では最大撮影倍率1:2のハーフマクロ撮影も可能で、被写体を大きく写す撮影にも活用できる。

200mmの場合

4枚の両面非球面レンズ、1枚のFLDガラス、3枚のSLDガラスを含む14群18枚のレンズ構成を採用。ズーム全域で高画質を維持するという。

AF駆動用に高速駆動が可能なリニアモーターHLA(High-response Linear Actuator)を搭載した。

装着イメージ

防塵防滴構造を採用し、レンズ最前面には撥水防汚コートを施すことで、屋外での撮影環境にも配慮した。

レンズの繰り出しを防ぐズームロックスイッチも装備。スイッチ操作のほか、ズーム操作でもロック解除が可能で、急な撮影機会にも対応できるとした。

  • レンズ構成:14群18枚(FLDガラス1枚、SLDガラス3枚、非球面レンズ4枚)
  • 画角:94.5-12.3°
  • 絞り羽根枚数:9枚
  • 最小絞り:F22-40
  • 最短撮影距離:16.5cm(焦点距離28mm時)
    ※25cm(広角端)〜65cm(望遠端)
  • 最大撮影倍率:1:2(焦点距離28-85mm時)
  • フィルター径:φ72mm
  • 外形寸法:φ77.2×115.5mm
  • 質量:550g
本誌:佐藤拓