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Map Cameraが6月の新品・中古ランキングを発表

首位は「X half」 ベスト3を富士フイルムが占める

X half

Map Cameraは7月13日(日)、2025年6月度の「新品・中古デジタルカメラ人気ランキング」を公開した。

新品デジカメ6月ランキング

  • 1位:X half(X-HF1)
  • 2位:X100VI
  • 3位:X-M5
  • 4位:Z5II
  • 5位:GR IIIx
  • 6位:Z50II
  • 7位:α7C II
  • 8位:X-T5
  • 9位:EOS R6 Mark II
  • 10位:GR III

新品のランキングを制したのは、6月26日発売の「X half」だった。往年のフィルムハーフカメラを彷彿とさせるボディに、縦型配置のイメージセンサーをはじめとする数々のギミックを搭載。11万円前後という価格も、好評を博しているようだ。Map Cameraでも初回出荷で予約者全員に行き渡らなかったと説明、供給不足に陥ったことを告げている。

続く2位・3位とも富士フイルムの製品になった。そのうち2機種がレンズ一体型であり、レンズ交換式もファインダーレスの「X-M5」だ。比較的小型でカメラらしいルックスの製品が、上位を占める結果となった。

なおランク外では、12位に「LUMIX S1II」(6月19日発売)が入ったという。店頭では動画撮影をメインとした顧客の購入が目立ったとのことだ。

中古デジカメ6月ランキング

  • 1位:Zf
  • 2位:Zfc
  • 3位:GR III
  • 4位:Z50II
  • 5位:X-T5
  • 6位:Z50
  • 7位:GR IIIx
  • 8位:α7III
  • 8位:LUMIX S9
  • 10位:Z6

中古ランキングでは、前回5位の「Zf」が1位に、前回7位の「Zfc」が2位となった。Map Cameraでは急上昇の理由として、新製品Z5II・Z50IIへの買い替えで中古の在庫量が増えたことや、セールの効果を挙げている。

4位には前回もランクインした「Z50II」の姿が見える。発売から時間がたっていないため、「使用感の少ない“美品”クラスが多い」とのことだ。前モデル「Z50」も6位にランクインしている。

本誌:折本幸治