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質量90g、厚さ23mmの薄型軽量AFレンズ「XF23mmF2.8 R WR」
FUJIFILM X-E5のキットレンズ
2025年6月12日 19:02
富士フイルムは6月12日(木)、ミラーレスカメラ「Xシリーズ」用の交換レンズ「フジノンレンズXF23mmF2.8 R WR」を発表。「FUJIFILM X-E5」レンズキットの付属レンズとして8月にリリースする。単体での発売も12月に予定している。
カラーバリエーションはシルバーとブラック。
同じくXシリーズ用の「XF18mmF2 R」や「XF27mmF2.8 R WR」を想起させる薄型軽量の交換レンズ。
35mm判換算の焦点距離は35mm相当。同じ焦点距離のXFレンズとしては「XF23mmF1.4 R」「XF23mmF1.4 R LM WR」「XF23mmF2 R WR」が現役だが、いずれも薄型のフォルムを持つ製品ではない。
レンズの薄肉化と金属部品の外装への採用増により強度を確保。それらにより、XFレンズで最小最軽量クラスのサイズ・重量を実現したという。全長は23mm。
レンズ構成は、非球面レンズ2枚を含む6群8枚。約4,020万画素の「X-Trans CMOS 5 HR」 センサーに対応する高い解像性能を実現したとする。
最短撮影距離は20cm。全群繰り出しによるフォーカスのため、高画質な近接撮影が可能という。
オートフォーカスの駆動用にDCモーターを搭載。マニュアルフォーカスリングに高精度なセンサーを採用することで、繊細なフォーカス操作が可能としている。
短い全長の鏡筒ではあるものの、物理的な絞りリングも装備。マニュアルフォーカスリングとの間に余白を設けることで、操作性にも配慮した。レンズ交換時のことも考え、マウント側の部品に滑り止め加工を施している。
本体は防塵・防滴・−10℃の耐低温設計。
- レンズ構成:6群8枚(非球面レンズ2枚)
- 焦点距離:23mm(35mm判換算35mm相当)
- 開放絞り:F2.8
- 最小絞り:F16
- 絞り:11枚羽(円形絞り)、1/3ステップ
- 最短撮影距離:0.2m
- 最大撮影倍率:0.15倍
- フィルター径:Φ39mm
- 外形寸法:約Φ61.8×23mm
- 質量:約90g