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ソニーの「ワイヤレスシューティンググリップ/三脚」がモデルチェンジ
操作部を取り外してリモコンに バッテリー&充電器などのスターターキットも
2025年5月22日 10:04
ソニーのワイヤレスシューティンググリップ/三脚「GP-VPT2BT」がモデルチェンジする。リモコン取り外し式の「GP-VPT3」となり、6月27日(金)に発売される。
2020年1月に発売された「GP-VPT2BT」は、卓上三脚にもなる動画撮影向けのシューティンググリップとしていくつものフォロワーを生んだ。対応カメラボディとBluetoothで接続でき、シャッターやズームなどの操作をから行うことが可能だ。
ワイヤレスシューティンググリップ/三脚 GP-VPT3
前モデルと同様、カラーバリエーションはブラックとホワイト。
新型「GP-VPT3」では、操作部を取り外してのリモート操作が可能になっている。これまでの「GP-VPT2BT」からもシャッターを切るなどのカメラ操作は可能だったが、遠隔で行うにはカメラから切り離す必要があり、その場合は卓上三脚としての機能を諦めるしかなかった。
新製品では取り外した操作部を、一般的なカメラ用のワイヤレスリモコンのように利用できる。伝送距離も約5mから約10mへと伸びた。
また、前機種になかったAF-ONボタンを装備。これまでもシューティンググリップ側のシャッターボタンでAFを作動させるための半押し操作が可能だったが、微妙な力加減が必要で、決して使いやすいものではなかった。なお押しやすさを向上させるためか、、シャッターボタン自体はサイズアップしている。
「ZOOM」「FOCUS」の各スイッチも「LOCK」スイッチに併設された。ズームボタンの機能を切り替えるものとみられる。ボタンやスイッチ類の配置も納得がいくレイアウトになった。
その他、重量がブラックモデルで36g、ホワイトモデルで12g軽くなっている。
- 制限重量:1.5kg
- パン角度:360°
- 傾斜角度(上下):80°/90°(グリップ)、40°/90°(三脚)
- 外形寸法:49.5×173×39.8mm(閉脚時)、146.3×133.5×164.6mm(開脚時)
- カラー:ブラック、ホワイト
- 希望小売価格:1万8,700円
リモートコマンダー RMT-VP2
「GP-VPT3」の操作部を単体で商品化したもの。
Bluetoothでカメラと接続するため、赤外線方式のリモコンと異なり、太陽光や障害物の影響を受けにくいとする。
従来モデルの「RMT-P1BT」にはない独立したMOVIEボタンを備える。
- 無線通信距離:約10m
- 外形寸法:約98×32.8×12.2mm
- 質量:約29.9g
- 希望小売価格:1万1,000円。
アクセサリーキット
初めてαを購入したユーザー向けのスターターキット。まず揃えるべきアクセサリーを組み合わせたという。
いずれも単体で各製品を購入するより安くなる。
アクセサリーキット ACC-QZ1K
- 製品構成:リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100、バッテリーチャージャー BC-QZ1
- 発売日:6月20日(金)
- 希望小売価格:2万5,740円(単品購入時との差額=約4,000円OFF)
アクセサリーキット ACC-ZD1K
- 製品構成:リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100、バッテリーチャージャー BC-ZD1
- 発売日:6月20日(金)
- 希望小売価格:2万5,740円(単品購入時との差額=約6,000円OFF)