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防水・耐衝撃性能を高めたコンパクト機「RICOH WG-40W」

Wi-Fiリモート撮影に対応

リコーイメージングは、アウトドア向けのコンパクトデジタルカメラ2機種を10月23日に発売する。店頭予想価格はWi-Fi対応の「RICOH WG-40W」が税込3万円台後半、Wi-Fi非対応の「RICOH WG-40」が税込3万円台半ばの見込み。

RICOH WG-40W(ホワイト)
RICOH WG-40W(ブルー)
RICOH WG-40(ブラック)
RICOH WG-40(イエロー)

防水・耐衝撃性能を持つWGシリーズのうち、スタンダードモデルの位置づけ。2014年10月に発売した「WG-30W/WG-30」の後継機となる。防水性能を水深14m、耐落下衝撃性能を高さ1.6mと高め、上位機「WG-5 GPS」(14m防水、耐衝撃2.2m)に迫るとしている。

そのほか、IP6X相当の防塵性能、マイナス10度で動作する耐寒構造、100kgfまでの耐荷重構造を持つ。本体カラーはWG-40WとWG-40で各2色・計4色。

新たにホワイトバランスの最適化や、水中向け「マーメードモード」専用のフラッシュ撮影モードの追加、レンズ交換式カメラに見られる「雅(MIYABI)」、「リバーサル」の画像仕上げを追加するなどの違いが見られる。

撮像素子やレンズのスペックはWG-30W/WG-30と同様。

撮像素子は有効約1,600万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。感度設定範囲はISO125〜6400。連写合成を用いた「手持ち夜景」モードを備える。

レンズは35mm判換算約28-140mm相当F3.5-5.5。レンズ前1cmまで被写体に近づける1cmマクロに対応する。手ブレ補正は電子式。レンズ周囲にLED補助光を6灯配置している。

動画記録は最大1,920×1,080/30fpsのH.264形式。

液晶モニターは2.7型約23万ドット。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。Eyefiカードにも対応。約68MBの内蔵メモリーを備える。

WG-40Wのみ、Wi-Fi機能の搭載によりスマートデバイスからの画像転送やリモート撮影に対応する。赤外線リモコンはWG-40W/WG-40ともに利用可能。

外形寸法は約122.5×61.5×29.5mm。重量はWG-40Wが約194g(撮影時)、約174g(本体のみ)。WG-40が約192g(撮影時)、約172g(本体のみ)。

別売でWGシリーズ用のマウントアクセサリーを用意している。

(本誌:鈴木誠)