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リコー、ベーシックな防水・耐衝撃カメラ「RICOH WG-50」
屋外でのモニター視認性を向上
2017年5月25日 11:53
株式会社リコーは、防水・耐衝撃のコンパクトカメラ「RICOH WG-50」を6月下旬に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込3万円台半ば。カラーはブラックとオレンジ。
水深14m防水、高さ1.6m耐落下衝撃、マイナス10度耐寒などの性能を備えるコンパクトデジタルカメラ。別売のWGシリーズ用マウントアクセサリーで自転車などにも取り付け可能で、インターバル撮影やHD動画記録を利用できるという。
従来機種「WG-40」(2015年10月発売)にはWi-Fi搭載モデルの「WG-40W」もあったが、WG-50ではWi-Fiなしのモデルに一本化。上位機種の「RICOH WG-5 GPS」(2015年3月発売)と棲み分けられている。WG-40になかった新機能として、屋外でのモニター視認性を高めるために素早く調整できる「アウトドアモニター」機能を備えている。
また、上位機種(Wi-Fi/GPS機能搭載のWG-5 GPS)と同様に、シーンモード「風景」選択時のホワイトバランスを最適化したという。水中撮影向けの専用モードも引き続き搭載する。
そのほかの主な仕様はWG-40を継承。撮像素子は有効1,600万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。感度はISO125〜6400。フルHD動画記録に対応。連写合成でブレの少ない画像を作る「手持ち夜景」モードも搭載する。
レンズは35mm判換算約28-140mm相当の光学5倍ズーム。最短撮影距離(レンズ前)は通常時0.5m、マクロ時0.1m。ズーム中間部で1cmマクロも使える。レンズ周囲に6灯のLEDを装備し、「デジタル顕微鏡」モードの照明になる。手ブレ補正機構は電子式。
液晶モニターは2.7型約23万ドット。記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。
バッテリーはD-LI92。撮影可能枚数は約300枚。
外形寸法は約122.5×61.5×29.5mm。重量は約193g(電池、SD含む)、約173g(本体のみ)。
13時50分追記:記事初出時にカラビナストラップを付属品と記載していましたが、別売品だったため該当部分を修正しました。