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パナソニック、EVF搭載小型ミラーレス「LUMIX GM5」

GMシリーズ第2弾。マグネシウムボディでホットシューを新設

 パナソニックは、ミラーレスカメラ「LUMIX DMC-GM5」を11月13日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格はボディが9万円前後、LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.が付属するキットが10万円前後の見込み。ブラック、レッド、グリーンを用意する。

 フォトキナ2014に合わせて9月15日に海外発表していた製品。日本でも正式発表された。

 同社の小型マイクロフォーサーズカメラ「GM」シリーズの新モデル。「LUMIX DMC-GM1」(2013年11月に発売)に続く第2段。DMC-GM1の上位機種という位置づけになる。

 GM1では非搭載だったEVFを内蔵した。EVFは約117万ドット相当の0.46型。アイセンサーも備える。液晶モニターは約92万ドットの3型で、タッチパネル式となっている。

 またGM1にはなかったホットシューも新設した。ストロボは非搭載。本機のデザインに合わせたクリップオンストロボ「DMW-FL70」(GN.7)をオプションで用意する。

 画素数はGM1と同じ有効1,600万画素(CMOSセンサー)。最高感度はISO25600。コントラストAFは上位モデルLUMIX DMC-GH4などと同様240fpsタイプを搭載する。-4EVの暗所でもAF可能としている。

 連写速度は5.8コマ/秒。AF追従の場合は5コマ/秒。今回タイム露出モードが加わった。

 ボディはマグネシウム合金製。ダイヤルはアルミ削り出し。ボディにはシボ目の皮を纏う。

 AVCHD(60p)などの動画を撮影可能。今回「Snap Movie Mode」と呼ばれる動画撮影モードを新搭載した。2/4/6/8秒という短い動画を撮影するもので、同社では「動く写真」と表現している。音楽も付けることができるという。

 Wi-Fi機能も備える。QRコードによるペアリングに対応した。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

 外形寸法は98.5×59.5×36.1mm、本体のみの重量は約180g。

(本誌:武石修)