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パナソニック、「LUMIX GM1」をリニューアル

ブルーとシルバーに変更 新機能も

パナソニックは、小型ボディのミラーレスカメラ「LUMIX GM1」をリニューアル。「GM1S」(DMC-GM1SK)の名称で11月13日に発売する。

ボディ単体での設定はなく、標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」とのキット販売となる。

価格はオープン。店頭予想価格は税別7万6,000円前後の見込み。

レンズ交換式デジタルカメラで最小を謳う「LUMIX DMC-GM1」(2013年11月21日発売)のリニューアルモデル。本体色を変更した他、同時発表の「LUMIX DMC-GM5」と同様の新機能などが追加されている。

ボディカラーは、従来のオレンジ、ブラック、ホワイト、シルバーの4色から、ブルー、ブラウンの2色になった。どちらもトップカバーとマウント部はシルバー。

旧GM1にない機能としては、「スナップムービーモード」が挙げられる。GM5にもある機能で、2秒、4秒、6秒、8秒の短い動画を記録後、スマートフォンに転送し、つなぎ合わせてショートムービーを作るというもの。

また、P/A/S/Mの各モードで、クリエイティブコントロールが適用できるようになっている。従来は専用の撮影モードでしか利用できなかった。「ポップ」「レトロ」「オールドデイズ」など22種類のエフェクトが楽しめる。効果がかかっていない素の画像も同時記録が可能。

また、拡張ISO感度の低感度側がISO100になった。GM1ではISO125までとなっている。

Wi-Fi機能も強化されている。初回接続時、背面モニターに表示されたQRコードを利用しての接続が可能。

また、再生画面にWi-Fi接続へのショートカットが現れるようになった。タッチすると、以前に接続したアクセスポイントに接続され、画像がWebサービスに転送されるという。

以上の新機能は、GM5にも搭載されている。

主な仕様は旧GM1と共通。

撮像素子は有効1,600万画素の4/3型MOSセンサー。

3型約104万ドットの固定式液晶モニターを搭載。タッチ操作に対応する。

GM5と異なり、EVFは搭載していない。ただしGM5にはないポップアップストロボを内蔵する。ガイドナンバーは5.6相当(ISO200・m)

記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード(UHS-I対応)。

バッテリーは「DMW-BLH7」。撮影可能枚数は約230枚。

外形寸法は98.5×54.9×30.4mm。重量は約204g(バッテリー、メモリーカード含む)、約173g(本体のみ)。

(本誌:折本幸治)