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「SILKYPIX Developer Studio Pro6」のベータ版が公開

 市川ソフトラボラトリーは20日、汎用RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro6 Beta」のWindows版を公開した。対応OSはWindows XP/Vista/7/8/8.1。試用期間は12月20日まで。

 製品版に先駆け、機能評価のために提供するベータ版。期間中は誰でも無償でダウンロード・試用できる。製品版の発売時期や価格は未定。同社Webサイトの「DSP6専用掲示板」にて製品への意見や感想を募っている。

 DSP6では、従来バージョンに比べ、現像処理、プレビュー表示、調整時スライダーの応答性などが速度向上。ノイズリダクションのアルゴリズムも新開発のものとした。

 また、新搭載の「印刷警告表示」機能では、プリンタープロファイルを選択することにより、プリンターと用紙の組み合わせごとの色味をプレビューで確認可能という。階調特性の異なるファインアート紙、マット紙、和紙などの使用時に、色のシフトや暗部の浮き・潰れが確認できるしている。

 そのほか、HDRの明暗部を独立で調整できる機能や、美肌処理、プレビューの全画面表示、スポイトツールのサムネイル対応などが加わっている。

 同社では、11月20日以降に現行バージョンの「SILKYPIX Developer Studio Pro5」を購入したユーザー全員に、DSP6製品版への無償アップデートを提供。12月31日までの購入者にはフルカラー230ページのDSP5ソフトウェアマニュアルも進呈する。

 現行のSILKYPIX Developer Studio Pro 5は、2011年7月にWindows用、2012年6月にMac用をリリース。価格はパッケージ版が3万3,000円、ダウンロード版が2万7,000円(マシン2台まで登録可能)。

(本誌:鈴木誠)