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キヤノン、「EOS M」のAF高速化ファームウェアを公開予告

 キヤノンは6日、ミラーレスカメラ「EOS M」の最新ファームウェアを6月下旬に公開すると発表した。ワンショットAFの高速化がメイン。

EOS M

 主な更新内容はワンショットAFの合焦速度向上。高速化はAF駆動制御の見直しによるもので、同社ではライブ多点AF使用時に従来比最大約2.3倍の速度向上 (EF-M 18-55mm望遠端)、ライブ1点AF時におおよそ約1.3倍の速度向上があるとしている(サーボAF時の速度は従来通り)。マウントアダプター使用時のAFも速くなっているという。

 また、6日発表の新レンズ「EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM」を旧ファームウェアのEOS Mに装着・撮影するとまれにカメラが動かなくなる不具合を修正。新ファームのEOS Mでは、レンズ沈胴状態では撮影画面に「レンズを撮影準備状態にセットしてください」と表示されるようになるとしている。

EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM

(本誌:鈴木誠)