プリント技術がテーマの「エプソンフォトセミナー」、新宿で9日・10日に開催


 エプソン販売株式会社は、「エプソンフォトセミナー」を東京都新宿区の新宿住友ホールで実施する。会期は11月9日と11月10日の2日間。予約不要、参加は無料。


9日に行なわれたセミナー「写真家が語る。写真展までの作品展」の様子。右が写真家の岡嶋和幸氏、左がプリンティングディレクターの松平光弘氏

 第一線で活躍する写真家やクリエイターが、インクジェットプリントに関するテクニックやノウハウを解説するセミナー。

 会場は新宿住友ホール(東京都新宿区西新宿2-6-1)。

 明日10日のセミナー内容は次の通り。

  • 11時30分〜12時45分:写真家が語る。写真展までの作品展(岡嶋和幸氏、松平光弘氏)
  • 14時20分〜15時20分:写真展に向けた額装方法(柿島貴志氏)
  • 15時40分〜16時40分:デジタル環境でのモノクロ写真づくり(茂手木秀行氏、小島勉氏)
  • 17時〜18時:人物・ドキュメンタリー写真を仕上げる(戸澤裕司氏)

 なお9日午後には、「ニコンカレッジ特別セミナー D800を使いこなして大判プリントを楽しむ」(斉藤勝則氏)も行なわれていた。

 このうち岡嶋氏と松平氏のセミナーは、会場すぐそばの写真ギャラリー「epsite」(エプサイト)での岡嶋和幸写真展「九十九里」との連動企画。9日のセミナーでは、プリンティングディレクターの松平光弘氏が、写真家の岡嶋氏の写真をどのような意図で仕上げたかが紹介されていた。

 エプソン販売が各地で行なっている写真愛好家向けイベント「エプソンニューフォトフォーラム」は、プリンターをメインとした体験会に、各種セミナーを組み合わせた構成。しかし、今回はセミナーに重点を置き、エプソン販売としても初の試みとなるepsiteとの連動イベントにチャレンジしたとのこと。

 なお写真展「九十九里」は11月15日まで開催されている。


会場入口の様子こちらはepsiteでの展示「九十九里」

epsiteのそばではエプソンフォトセミナーの特別展示として、新カラリオの展示と純正用紙の販売が行なわれていた



(本誌:折本幸治)

2012/11/9 16:59