ペンタックス「K-5 II体感&トークライブ」が大阪で開催


 ペンタックスリコーイメージング株式会社は9月30日、「K-5 II体感&トークライブ」を大阪・梅田で開催した。発売前のK-5 IIやPENTAX Q10などを手にとることができるイベント。


会場入口の様子PENTAX K-5 IIs
PENTAX Q10トークライブを行なう小林義明氏

 同様のイベントが東京、名古屋、福岡でも行なわれる。


開催地日時会場
大阪9月30日12時〜17時梅田スカイビルステラホール
東京10月6日13時30分〜18時秋葉原ダイビル2階コンベンションホール
10月7日10時〜17時
名古屋10月14日12時〜17時第2豊田ビル西館8階
福岡10月21日12時〜17時福岡トヨタビル(F.Tビル)B2F スカラエスパシオ


 10月中旬発売の「PENTAX K-5 II」をテーマにしたユーザー向けイベント。台風17号による暴風雨の中、新製品を一目見ようと熱心なペンタックスファンが訪れていた。

 タッチ&トライコーナーには、K-5 IIに加えてローパスフィルターレスの兄弟機K-5 IIsも用意されている。その横には、「SAFOX X暗所体験コーナー」も。新開発のAFセンサー「SAFOX X」の進化点は、-3EVからのAFが可能になるなど、暗所でのAF性能が向上したこと。会場ではほぼ暗闇の室内に被写体が並び、K-5 IIでその実力を確認できる。撮影画像の持ち帰りは不可。


K-5 IIs
 K-5 IIとK-5 IIs
スケルトンモデルトークライブ出演者による作品展示も
SAFOX X暗所体験コーナーほぼ暗闇の中に置かれた被写体を撮影する

 また、質問が多いというK-5 IIとK-5 IIsの違いについては、会場入口に比較写真をパネル展示。その隣には、他社の35mm判モデルとK-5IIsの描写の差を見せる展示もあった。



 同時発表のPENTAX Q10も試用可能な機材が用意されていた。新レンズPENTAX-06 TELEPHOTO ZOOMとの組み合わせも試せる。

 PENTAX Qについては、オーダーカラー全100色の展示もあった。ボディカラー20種類とグリップ部カラー5種類の組み合わせに、レギュラーカラー(シルバー、ブラック、レッド)の3種類を含む全100通りの組み合わせが並ぶ姿は圧巻。カップルや親子連れが足を留めている姿が見られた。


全100色が展示されている

PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOMも手にとることができる

左からPENTAX-06 TELEPHOTO ZOOMの収納時、広角端、望遠端

 交換レンズでは、HD PENTAX-DA 560mm F5.6 ED AWが人気を集めていた。遠景描写にこだわった超望遠レンズで、天体望遠鏡タイプの光学系を採用。新技術「HDコーティング」を採用する。


K-5 IIなどと同時に発表されたD FA645 MACRO 90mm F2.8 ED AW SR(左)、DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM(右)HD PENTAX-DA 560mm F5.6 ED AW
赤いリングはHDコーティングの採用を表すというフィルターはドロップイン式。40.5mmのフィルターが使用できる

 その横では、Kマウントレンズ用アダプターQのデモも行なわれていた。QマウントにKマウントレンズを装着するためのアダプターで、画角はレンズ表記の5.5倍相当となる。

Kマウントレンズ用アダプターQを介してDA★ 300mm F4 ED [IF] SDMを装着したところ。画角は35mm判換算で焦点距離1,650mm相当になるHD PENTAX-DA 560mm F5.6 ED AW、Kマウントレンズ用アダプターQ、Q10の組み合わせ。3,080mm相当。遠くのクレーンのワイヤーがしっかりと見える



(本誌:折本幸治)

2012/10/1 16:35