アップル、「Aperture 3」と「iPhoto '11」をアップデート
~両者のライブラリを統合。AVCHDのサポートも
アップルは、「Aperture 3」と「iPhoto '11」の最新アップデータを公開した。バージョン番号はAperture 3が3.3、iPhoto '11が9.3。
Aperture 3 | iPhoto '11 |
Aperture 3の更新内容は以下の通り(アップデート情報を引用)。
- iPhoto(バージョン9.3以降)およびApertureのフォトライブラリが新たに統合されました。読み込みや書き出しの必要がなくなります。また、人々、撮影地、スライドショー、アルバム、およびWeb共有の機能はどちらのアプリケーションでも使用できます
- AVCHDビデオのサポートが追加されました カメラで生成されたプレビューを使用できるので、読み込んだ後にすぐRAWファイルをブラウズできます
- アップデートされた“ハイライトとシャドウ”ツールを使って、品質を向上させたり、さまざまなデータを操作したりできます
- “自動補正”ボタンが“調整”パネルに新しく追加されました
- “ホワイトバランス”ツールに“スキントーン”および“自然なグレイ”モードが追加され、カラーバランスを簡単に調整できるようになります
- “ホワイトバランス”ツールに追加された“自動”ボタンを使って、ワンクリックでカラーバランスを調整できます
- “共有”メニューに追加された“デスクトップに設定”コマンドで、Apertureからデスクトップの背景を設定できます
- 新しい“手動”オプションを使って、ドラッグ&ドロップすることで“プロジェクト”ビューでのプロジェクトのソート順をカスタマイズできます
- 新しい環境設定で、フルスクリーンブラウザの背景の明るさを設定できます
- ソースリストでアカウントを選択すると、Facebook、Flickr、およびMobileMeのアルバムがメインウインドウにサムネールで表示されるようになります
- いくつかの用語が変更され、“マスター”は“オリジナル”に、“メタデータ”は“情報”に変更されます
- ソースリストに追加された“最近使った項目”セクションで、“最後の読み込み”や最近閲覧したプロジェクトを表示できます
- “RAW 微調整”はデフォルトでは“調整”パネルに表示されなくなります “人々”で、“未設定の人々”ブラウザの写真をコルクボードの既存のスナッ
- プショットにドラッグすることで、写っている人の名前を設定できるようになります
- “人々”コルクボードに、スナップショットのソート順を設定するメニューが追加されました
- モノクロのソースリストおよびツールバーのアイコンのデザインが刷新されました
- 全般的なパフォーマンスおよび安定性に関連する多くの問題を解決しています
iPhoto '11のアップデート内容は以下の通り(アップデート情報を引用)。
- iPhotoで、Aperture3.3以降のライブラリを開けるようになりました
- AVCHDビデオがサポートされるようになりました
- 説明フィールドにテキストを入力するときに、必要に応じて自動的に拡大されるようになりました
- 写真の1枚表示モード時に、左上隅に表示されるフラグアイコンをクリックしてフラグを付けられるようになりました
- GPS位置情報データが埋め込まれたファイルを書き出すときに、キーワードとタイトルも書き出されるようになりました
- 新しい書き出しオプションで、書き出す写真をイベントごとに自動的にサブフォルダに整理できるようになりました
2012/6/12 12:23