【CES/PMA】ソニー、写真・動画の新クラウドサービス「PlayMemories」を紹介
既報の通りソニーは10日、静止画・動画向けのソリューション「PlayMemories」を発表。2012 International CESのプレスカンファレンスでの紹介や、会場でのデモを行なっていた。
ソニーブース | 現地9日に行なわれたプレスカンファレンスで、PlayMemoriesを紹介する代表執行役副社長の平井一夫氏 |
核となるのはクラウドサービスのPlayMemories Online | PMBはPlayMemories Onlineとの連携を強みとするPlayMemories Homeへと移行する |
PS3で写真と動画の閲覧・編集が可能なPlayMemories Studio | PlayMemories Studioのデモコーナー |
PlayMemoriesは、「PlayMemories Online」、「PlayMemories Home」、「PlayMemories Studio」、「PlayMemories Mobile」から構成される。
PlayMemories Onlineは、デジタルカメラやビデオカメラなどで撮影した静止画や動画をインターネット上にアップロードし、ブラビア、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで楽しむクラウドサービス。2012年春からサービス開始を予定する。
それに伴い、従来のパソコン用ソフト「PMB」はPlayMemories Homeへと移行。PlayMemories Onlineへのアップロード機能などを備え、クラウド上の静止画・動画の閲覧などが可能になるという。
また、PS3用の写真管理・編集ソフト「プレイメモリーズ」と動画編集ソフト「Filmy」は、PlayMemories Studioへと統合される。会場でもデモが行なわれていた。カレンダー、タイムライン、マップといった表示に静止画と動画が混在して並び、スピーディな表示・再生が可能。編集機能も利用でき、画像にはVisual effectという名称のデジタルフィルター機能が施せる。
PlayMemories Studioの画面 | |
デジタルカメラ関連では、AマウントおよびEマウントのαをメインに紹介。また、会場で発表した新製品としては、サイバーショットDSC-W630、DSC-W620、DSC-W610を発表。タッチアンドトライコーナーを設けていた。いずれも日本での発売は未定。
DSC-W630は、1/2.3型有効1,610万画素CCDセンサー、25-125mm相当(35mm判換算)の5倍ズームレンズ、2.7型約23万ドットの液晶モニターを搭載。
サイバーショットDSC-W630。スイングパノラマモードへダイレクトに切り替えられるスイッチを背面に装備。他の2機種も同様 |
DSC-W620は、1/2.3型1,410万画素CCDを採用。レンズは28-140mm相当(35mm判換算)の5倍ズームで、光学式手ブレ補正が電子式に簡略化されている。
サイバーショットDSC-W620 |
DSC-W610は、1/2.3型1,410万画素CCD、2.7型液晶モニター、26-105mm相当の4倍ズームレンズを搭載。
サイバーショットDSC-W610 |
プレスカンファレンスには、MIB3の監督バリー・ソネンフェルド氏と主役を演ずるウィル・スミス氏が登壇。ハワード・ストリンガー会長兼社長とのトークの後、MIB3の3D予告編を上映 |
最後は歌手ケリー・クラークソンさんのライブで終了した |
2012/1/14 09:13