オリンパス、“Toughシリーズ”のGPS内蔵フラッグシップモデルを海外発表


 オリンパスは2日、タフネスコンパクトデジタルカメラ“Toughシリーズ”の最上位モデル「Tough TG-810」を海外で発表した。海外では3月中旬に299ユーロで発売する。国内での発売は未定。カラーはブラックとシルバーを用意する。

ブラックシルバー

 100kgの耐荷重、10m防水、2mからの耐落下性能、-10度の耐寒性能を備えるタフネスモデル。新たにGPS機能を搭載したのが特徴。電子コンパスと圧力計(気圧と水圧用)も備えており、カメラの電源がOFFでもカメラの位置を記録できるという。70万カ所以上の地理的ポイントを内蔵しており表示できるとしている。レンズバリアは金属製で、耐キズ性能を高めるためにダブルシールを採用した。

 エフェクト機能「マジックフィルター」も搭載。2つのショットから3D画像を作成する機能も利用できる。また改良したタップコントロールを採用しており、タップまたは本体を傾けることで操作が可能。HDMI端子を備え720pの動画記録に対応する。Eye-Fiも使用可能。

ブラック
シルバー
製品名Tough TG-810
撮像素子1/2.3型有効1,400万画素CCD
レンズ28-140mm相当(35mm判換算)F3.9-5.9
最短撮影距離レンズ前3cm(スーパーマクロモード)
手ブレ補正センサーシフト式
感度ISO80-1600
露出プログラムプログラムAE
測光方式ESP、スポット
シャッター速度4-1/2,000秒(全モードあわせて)
液晶モニター3型約92万ドット
記録メディアSDXC/SDHC/SDメモリーカード
連写速度約0.6枚/秒
動画記録MPEG-4(720p)など
バッテリーリチウムイオン充電池「LI-50B」
外形寸法100.2×64.5×26mm
質量約221g

(本誌:武石修)

2011/3/2 20:33