相栄電器、1枚の静止画からHDR画像を作成できる「Photo ReColor」


 相栄電器は、HDR合成機能搭載のフォトレタッチソフト「Photo ReColor」を2月10日より順次発売する。ダウンロード版を2月10に、パッケージ版を2月18日にそれぞれ発売する。価格は、Photo ReColorが4,980円、上位バージョンのPhoto Recolor 3D+が5,980円。両バージョンの主な違いは、3D画像作成機能の有無。対応OSは、Windows XP/Vista/7。

Photo ReColorPhoto ReColor 3D+

 1枚の静止画からHDR画像を作成できる画像編集ソフト。ワンクリックでHDR画像を作成できる。「ライト」、「ミドル」、「ヘビー」の3段階でHDR効果のかかり具合を調整可能。また、「カスタム設定」を利用することで、元画像の露出状態に合わせて、さらにHDR効果の適用量を微調整できる。

 また、全115種類のレタッチ用フィルタを内蔵する。トーンカーブやレベル補正、カラーバランス調整などを行なえる「画質補正」、ソフトフォーカスや露光間ズームなどの撮影テクニックをシミュレートする「写真テクニック」、被写体の輪郭を調整する「シャープとぼかし」、写真を油絵調やステンドグラス風などに変換できる「ピクチャ」、画像を様々な形のブロックで表現する「ブロック」の5カテゴリーからなる。

 補正機能としては、写真に写り込んだキズや汚れを除去できる「スポット補正」に加え、「スタンプ」、「覆い焼き」、「焼き込み」、「シャープ」、「水滴」、「ずらし指」、「赤目補正」、「彩度」をそれぞれ利用できる。

 このほか、静止画の拡大・縮小や切り抜きといったレタッチ機能を備える。

 Photo ReColor 3D+の3D画像作成機能は、静止画をアナグリフ方式の3D画像に変換する機能。パッケージには、赤青セロファンとメガネフレームのPDFデータを同梱する。

 対応形式は、読み込みがFFF、BMP、CUR、DIB、EMF、EPS、GIF、ICON、JPEG、PCD、PCX、PNG、PSD、TGA、TIFF、WMF、ZIM、ZSK、書き出しがFFF、BMP、EPS、GIF、JPEG、PCX、PNG、PSD、TGA、TIFF。

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2011/2/7 13:55