ニコン、「Capture NX 2」をD7000に対応
ニコンは27日、「Capture NX 2」の最新バージョンを公開した。バージョン番号はVer.2.2.6。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.4.11/10.5.8/10.6.4。
Capture NX 2 | D7000 |
更新内容は次の通り。
- D7000(10月29日発売)のRAW画像に対応した
- Nikon Massage Center 2に対応した
- ViewNX 2をインストールした環境で「Nikon Transferを起動」ボタンを押すか「ファイル」メニューの「Nikon Transferを起動」を選ぶと、Nikon Transfer 2が起動するようにした
- 「フィルタ」メニューの「色変換」にある「自動」ボタンを何度も押すと、「明るさ」の値が減ってしまうことがある現象を修正した
- D3100に、ニコン製クリップオンストロボを装着して撮影したRAW画像には、「エディットリスト」の「現像」セクション内の画像調整を行なってからNEF形式で保存すると、表示画像には調整内容が反映されるが、「エディットリスト」の「現像」セクション内で調整した項目が正しく適用されない現象を修正した。ただし、Ver.2.2.5で保存した該当画像はVer.2.2.6で再度調整する必要がある
- ニコン製クリップオンストロボを装着して撮影したCOOLPIX P7000のNRW画像を開くと、Capture NX 2が動作しなくなる現象を修正した(Windowsのみ)
- 一部のプリンターにて、印刷の向きを横向きで印刷すると画像の一部が印刷されない現象を修正した(Windowsのみ)
- 一部のプリンターにて、「ページ設定」画面から「プリンタの設定」を選んで「OK」ボタンを押すと、余白の値が変わってしまうことがある現象を修正した(Windowsのみ)
- 「ページ設定」画面内の「余白」に任意の値を入力後、「給紙方法」で「フチなし」を選んでも、余白の値が「0」にならない現象を修正した(Windowsのみ)
- 「印刷レイアウト」画面内で「画像サイズの選択」を選ぶと、プレビュー内の画像枠が縦になってしまう現象を修正した(Windowsのみ)
- 複数の画像を開いている状態で、バッチ処理中にスリープモードに入ってしまう現象を修正した(Windowsのみ)
- バッチ処理にて、「待機リスト」画面内の「処理後通知」にチェックが入っているとき、「待機リスト」画面を閉じると、「バッチ処理は終了しました」のメッセージが複数回表示される現象を修正した(Windowsのみ)
- Windows 7環境にて、バッチ処理中にスリープモードに入ってしまう現象を修正した(Windowsのみ)
- イメージウィンドウ内で開いている複数の画像に、「エディットリスト」の「カメラとレンズの補正」内にある項目を使って編集すると、エラーメッセージが表示されることがある現象を修正した(Windowsのみ)
- 画像の編集、もしくは画像を保存後に、「編集バージョン」メニューから「元画像」を選ぶと、処理中インジケーターが回り続け、編集した画像が「元画像」に戻らないことがある現象を修正した(Windowsのみ)
- 特定の画像にて、「選択ブラシ」ツールを使用するとエラーメッセージが表示されることがある現象を修正した(Windowsのみ)
- ニコン製クリップオンストロボを装着して撮影したCOOLPIX P7000のNRW画像を開くと、Capture NX 2が強制終了する現象を修正した(Mac OSのみ)
Capture NX 2は、ニコンが2008年に発売したRAW現像ソフト。各種収差補正のほか、ピクチャーコントロールの適用などが可能。実勢価格は2万円前後。
2010/10/27 17:17