新宿ニコンサロン、寺本真弓写真展「Diary 曇り、ときどき晴れ」


 新宿ニコンサロンは、寺本真弓写真展「Diary 曇り、ときどき晴れ」を28日より開催する。

(c)寺本真弓

 2008年の夏。作者は自分に起こっているすべての事が息苦しかった。そんな時、アメリカ行きの話が舞い込んだ。なんでもやってみよう、そう思い40日間日本を離れた。

 からっとした空気、大きな空、手足を伸ばし、深呼吸。日常との違いを楽しんだ。新しい出会い、新しい空気に触れ、作者自身、自分も変われるような気がした。

 それでも、しばらくして旅に慣れてくると、日本にいる時のように、不器用で言いたい事がうまく伝えられない自分がそこにいた。こんなはずじゃない、どうしたらいいのだろう。気がつくと息苦しかった。気持ちとは関係なく続く旅の中で、日々飛び込んでくる目新しい色、カタチ、風景。そのひとつひとつにカメラを向ける事で、作者は立ち止まることなく前に進む事ができた。

 展示する作品は、アメリカ西部約6,700マイル(約1万720キロ)、見飽きる事のない風景を作者が撮り続けたものである。カラー約40点。(写真展情報より)

 なお、10月2日の13時より作者によるギャラリートークを行なう。

  • 名称:寺本真弓写真展「Diary 曇り、ときどき晴れ」
  • 会場:新宿ニコンサロン Juna21
  • 住所:東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28階
  • 期間:2010年9月28日~2010年10月4日
  • 時間:10時~19時(最終日は16時まで)
  • 休館日:会期中無休

(デジカメWatch編集部)

2010/9/13 12:07