リコー、第1四半期はデジカメ売上が増加


 株式会社リコーは2日、平成22年度第1四半期の連結業績を発表した。売上高は4,829億5,400万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は218億円(前年同期比259.6%増)、純利益は73億3,300万円(前年同期比712.1%増)。

 デジタルカメラを含むその他分野は、前年同期比1.8%増の売上高303億円。デジタルカメラなどの売上が国内外で増加したという。営業損失は前年同期の2億円から1億円に減少した。

 そのほかの事業分野の業績は次の通り。

 画像&ソリューション分野は売上高4,246億円(前年同期比2.8%減)、営業利益379億円(前年同期比58.9%増)。

 産業分野は売上高279億円(前年同期比12.7%増)、営業利益4億円(前年同期は3億円の損失)。

 通期の連結業績予想は、売上高2兆500億円(前年比1.7%増)、営業利益850億円(前年比28.8%増)、純利益350億円(前年比25.6%増)。


(本誌:折本幸治)

2010/8/6 15:02