ライカ、中判デジタルカメラ「S2」のファームウェアを公開
〜未発売の交換スクリーンにも対応
S2 |
ライカカメラジャパンは27日、撮像素子一体型中判デジタル一眼レフカメラ「S2」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.0.0.16。S2の製品登録ユーザーのみWebサイト「ライカ カスタマーサイト」からダウンロードできる。
S2のファームウェアアップデートは今回が初めて。更新内容は以下の通り。
- ホワイトバランスのプリセットに「HMI照明」を追加
- カスタム設定モード用のボタンとして、プレビューボタンが使用可能になった
- 露出設定時に、シャッター速度ダイヤルとクリックホイールをロックできるようになった。誤って設定を変えてしまうのを防ぐ
- 画像再生時の操作性を向上
- S2でフォーマットしていないメモリーカードでも、問題なく使用可能になった
- ノイズリダクション性能を向上させ、JPEG画像のノイズを低減
- AFのレスポンスを改善
- 交換式ファインダースクリーン(未発売)の自動検出に対応
S2は、コダック製の45×30mm、有効3,750万画素CCDを搭載した中判デジタル一眼レフカメラ。新フォーマット「Leica S-System」を採用する。価格は262万5,000円。また、2年保証、購入時から3カ月以内の故障で交換、修理費30%割引、修理期間中の代替品無償貸し出し、シャッター交換を含む無料メンテナンスなどが付属する「プラチナサービスパッケージ」(S2-P)が315万円となっている。
2010/4/28 20:06