イーフロンティア、オンラインサービスと連携する「ACDSee 12」日本語版
ACDSee 12 |
イーフロンティアは、写真管理ソフト「ACDSee 12」日本語版を発売する。発売日および価格は、パッケージ版が5月28日発売、8,800円。ダウンロード版が4月27日発売、6,160円。
アップグレード/乗り換え版も同時に用意する。価格はパッケージ版が6,600円、ダウンロード版が4,620円。
対応OSは、Windows XP/Vista/7。
カナダのACD Systems社が制作した定番写真管理ソフトの最新バージョン。プロ向けの「ACDSee Pro 3」をベースにしたコンシューマー向けソフトという位置付けになる。インターフェイスもACDSee Pro 3を踏襲しており、今回から機能を「管理」、「表示」、「編集」、「Online」の4モードに分類。それぞれをタブで分けた見た目になった。
ACDSee Pro 3との主な機能差は、カラーマネジメント対応、「現像」サブモード(非破壊編集)、「自由な彩度」ツール、「アドバンスカラー」ツールなどがないこと。RAW現像も簡易的な処理になるという。
新機能のOnlineモードを利用すると、ACDSeeOnline.com上にある2GBのフリースペースに対し、ドラッグ&ドロップ操作だけで写真のアップロード、公開、管理などが可能になる。また、Facebookへのアップロード機能も搭載。FTPアップロード機能も新たに設けた。
また、ノイズ除去機能を強化。よりシャープな写真に修正できるという。シャープネスを維持しながら、明るさとカラーノイズの除去の強さを調整できる。
そのほか、タグ付けを1クリックで行なうインターフェイスや、編集済み写真に「E」マークがつくなど、細かいアップデートを行なったという。範囲選択ツールを選択することなく、露出や特殊効果ツール内で範囲選択することも可能になった。
なおイーフロンティアは、「ACDSee Photo Manager 2009」パッケージ版の購入者を対象に、ACDSee 12のダウンロード版を無償で提供する。購入の対象期間は4月23日から5月27日。ユーザー登録が必要。
2010/4/23 14:01