フェーズワン、EOS-1D MarkIVやD3Sに対応した「Capture One 5.1」
Capture One 5 PRO |
フェーズワンは24日、RAW現像ソフト「Capture One 5 PRO」の新バージョンを公開した。バージョン番号は5.1。
PRO版に新機能を追加したほか、ベーシック版の「Capture One 5」では初心者向けのスタートアップ画面を選択可能になり、PRO版が有する一部機能を追加した。
PRO版の追加要素は下記の通り。
- 写真に写り込んだゴミを除去する「スポット除去」機能を強化
- ノイズ除去性能の強化による高感度時の画質向上
- フィルターエフェクト「クラリティ」に「ネガティブクラリティ」を追加
- 「反転カラー編集機能」を追加
上記のうち、「ネガティブクラリティ」はポートレート画像の一部および表面をスムーズに変換するという。また、反転カラー編集機能では、モノクローム画像の中から1~2色のみを強調するような画像を作成できるとしている。
さらに、ツールバーや各種ツールに、変更可能な項目や設定を追加した。
ベーシック版の追加要素は下記の通り。
- 選択した色部分のみの調整機能を追加
- 画像にキーワードを追記する機能を追加
- ポートレート画像を最適化するクラリティツール
- 初心者向けスタートアップ画面を追加
このほか、下記の機種のRAW現像に対応した。
- キヤノンEOS-1D Mark IV
- ソニーα550
- ソニーα500
- ニコンD3S
- リーフAptus 75S
- リーフAptus 75
- リーフAptus 65S
- リーフAptus 65
- リーフAptus 54S
- リーフAptus 22
- リーフAptus 17
- リーフAFi 7
- リーフAFi 6
- リーフAFi 5
Capture One 5 PROは、各メーカーのRAWに対応した汎用RAW現像ソフト。カメラ連結撮影機能に加え、ピントの合っている部分を着色して表示する「フォーカスマスク」や人物の肌の色を精密に調整できる「スキントーン」といった機能を特徴とする。Capture One 5 PROとCapture One 5(ベーシック版)の主な違いは、フォーカスマスクやカメラ連結撮影といった一部機能の有無。ダウンロード版の価格はCapture One 5 PROが5万2,290円、Capture One 5が1万3,440円。
2010/2/25 16:22