ニュース

ニコン「Z50II」に初のファームウェア更新

SmallRigのワイヤレスグリップからプリキャプチャーが可能に

Z50II(NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを装着)

ニコンは、ミラーレスカメラ「Z50II」の最新ファームウェアを4月16日(水)に公開した。プリキャプチャー機能がSmallRig社のワイヤレスシューティンググリップからも利用が可能になる。

バージョン番号は1.01。「Z50II」には、シャッターボタンを押す最大1秒前までさかのぼって画像を記録する「プリキャプチャー」が搭載されている。その「プリキャプチャー」が、SmallRigの「SR-RG2」との組み合わせにおいても利用可能になる。

「SR-RG2」は、カメラと無線接続することで、シャッター操作などがグリップを握りながら行えるワイヤレスシューティンググリップ。自撮り棒や卓上三脚としても利用できる。

加えて、SnapBridgeと接続した状態でNikon Imaging Cloudと接続した後、再度 SnapBridge と接続すると、まれに操作不能になる問題が解消する。

「半押しAFレンズ駆動」を「しない」にして連動レリーズのリモートカメラにしたとき、マスターカメラの半押し動作に連動してAF駆動してしまう現象も修正される。

「Z50II」は、APS-Cサイズ相当のイメージセンサーを採用するニコンDXフォーマットの最新ミラーレスカメラ。有効画素数は2,088万。画像処理エンジンEXPEED7、1,000cd㎡の電子ビューファインダー、ピクチャーコントロールボタンなど、「Z6III」などの上位機種から受け継いでいる。2024年12月発売。

本誌:折本幸治