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往年の銘玉を復刻した「ライカ ズミルックス M f1.4/50mm」
2025年2月21日 15:37
ライカカメラ社は、M型ライカ用の交換レンズ「ライカ ズミルックス M f1.4/50mm」を3月1日(土)に発売する。価格は66万円。
往年の銘玉を、クラシックな外観と先進技術を融合して復刻する「クラシックレンズシリーズ」の5本目となるモデル。
1962年から2004年にかけて製造された2代目「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」の光学設計がベース。絞り開放で得られる美しいボケ味と、絞り込んだ際のシャープかつコントラストの高い描写が特徴としている。2代目と同等の性能を再現しながら、最新のM型カメラに求められる条件も満たした。最短撮影距離は0.7mでオリジナルより短縮している。
ヴィンテージデザインのラウンド型レンズフードが付属する。
またデザインを見直した製品箱をライカレンズとして初めて採用。ドイツで製造しており、環境に配慮してプラスチックは不使用という。
1959年登場の初代モデルは、ズミルックスシリーズの1本目となるレンズだった。ズミルックスの名前の由来は、ラテン語で“最大の光”を意味する“summa lux”。
なお、クラシックレンズシリーズは、「ライカ ズマロンM f5.6/28mm」「ライカ タンバールM f2.2/90mm」「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」の4本が登場済み。
- 画角(対角/水平/垂直):45°/38°/26°(35mm判換算)
- レンズ構成:5群7枚
- 合焦距離:0.7m~無限遠
- 最大撮影倍率:1:12.5
- 最少絞り:F16
- 絞り羽根枚数:12枚
- レンズマウント:ライカMマウント(6bitコード付き)
- フィルター溝:E46
- 外形寸法:約45×58mm
- 質量:約417g、約450g(レンズフード付き)