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ichikara Lab、“新しいプリント体験”を目指す共創パートナーを募集
2025年2月14日 12:21
キヤノンマーケティングジャパン株式会社の企業内起業ichikara Labは2月14日(金)、新しいプリント体験の価値提供を目的とした「オープンイノベーションプログラム」を開始した。共創パートナーとなる企業を募集している。
ichikara Lab(イチカララボ)は、ミニフォトプリンター「iNSPiC」や「SELPHY」の商品企画・開発およびマーケティングを担う、主に若年層や新規顧客層へのマーケティング強化を目指した組織だ。
今回スタートしたプログラムのテーマは「新しいプリント体験を通じて、人々がワクワクする未来を実現したい」というもの。“デジタル・ソーシャルネイティブ”な若年層にとっては、プリントそのものが新鮮な体験であり、物質感のあるアナログ体験だからこその楽しさを提供できると、これまでのマーケティング活動から実感しているという。
デジタルとアナログを融合させた、これまでのプリントのカタチにとらわれない新しいプリント体験の価値提供を実現するため、共創のためのサービスや技術、アイデアを持った企業に参加を呼び掛けている。
プログラムを通して、ichikara Labが提供するリソースは「商品を活用した実証フィールド」「マーケティングノウハウ」「顧客ネットワーク」「販売チャネル」の4点。
過去の共創事例には、株式会社HYTEK/株式会社博報堂アイ・スタジオとコラボレーションした「SELPHY×セルフィー展」がある。実験的な自撮り装置と、プリント体験をかけ合わせることで、写真の新しい楽しみ方やプリントの可能性を提示した。