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PGYTECHのカメラバックパック「OnePro」が一般発売に

カメラインサート付属モデルと大型フロント収納の2タイプ

株式会社セキドは、PGYTECHブランドのアウトドアカメラバッグ「OnePro」シリーズを10月25日(金)に発売した。「Kickstarter」で支援を調達し、日本での先行予約を8月23日(金)から受け付けていた製品。

OneProシリーズは、本格的な登山用ハーネスシステムを同社で初めて取り入れたカメラバックパック。

アルミニウム製の3Dアーチフレームと、通気性のあるメッシュ素材をバックパネルに使用した背面構造(AceFrame)により、長時間でも快適に背負うことができるという。加えて、背面の長さを4段階で設定できるFreeFitシステムにより、体のサイズに合わせた調節が可能。

素材には、高性能ポリウレタンコーティングにより、水しぶきやキズに強く、通常の化学繊維の何倍もの強度を特徴とするインビスタの「CORDURAファブリック」を採用する。

PGYTECH OnePro Flex Backpack

カメラインサートと調整可能な仕切り板の組み合わせを特徴とするバックパック。機材とその他アウトドアギアの収納スペースを柔軟に調整できるのが特徴。

開口はフルオープンタイプ。さらに側面からも機材にアクセスできる。ロールトップ式とし、上部の収納スペースを3段階に調整可能としている。

容量の異なる3モデル(30L、40L、50L)と、付属するカメラインサートのM/Lサイズの組み合わせを用意する。以上の組み合わせにはないカメラインサートとして、別売りのXS/Sサイズも使用できる。

カラーはスペースブラック。40L+カメラインサートMのみ、サンセットオレンジも選択できる。

OnePro Flex Backpack 30L+カメラインサートM
OnePro Flex Backpack 40L+カメラインサートM
OnePro Flex Backpack 50L+カメラインサートM
OnePro Flex Backpack 50L+カメラインサートL

外形寸法

  • 30L:490×330×260mm
  • 40L:540×330×260mm
  • 50L:620×330×260mm

重量(バックパックのみ)

  • 30L:1.82kg
  • 40L:1.96kg
  • 50L:2.2kg

容量(収納可能なカメラインサート)

  • 30L:XS+Mまたは、L
  • 40L:S+Mまたは、L
  • 50L:XS+Lまたは、M+M

価格

  • 30L+カメラインサートM:6万円
  • 40L+カメラインサートM:7万1,500円
  • 40L+カメラインサートL:7万5,900円
  • 50L+カメラインサートM:7万5,900円
  • 50L+カメラインサートL:7万9,750円

PGYTECH OnePro Focux Backpack

容量の異なる25Lと35Lの2モデルを用意し、スペースブラックとファーングリーンの2色展開となる。

スタビライザーやスライダーなど、大型アイテムを収納できる独立したフロントコンパートメントを装備。

また、70-200mmクラスの望遠レンズ+本体を取り出すためのトップアクセス構造を採用。加えて側面にもサイドアクセスのための取り出し口を備えている。

OnePro Focux Backpack 25L
OnePro Focux Backpack 35L

外形寸法

  • 25L:515×330×240mm
  • 35L:565×330×240mm

重量(バックパックのみ)

  • 25L:1.89kg
  • 35L:2.05kg

容量目安

  • 25L:デジタル一眼レフカメラまたは、ミラーレスカメラ2台+交換レンズ9本、DJIドローン
  • 35L:デジタル一眼レフカメラまたは、ミラーレスカメラ2台+交換レンズ11本、DJIドローン

価格

  • 25L:6万6,000円
  • 35L:7万1,500円
飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。