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富士フイルム「X100VI」が大差で初登場1位を獲得…Map Cameraの3月ランキング

シュッピン株式会社は4月12日(金)、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2024年3月1日(金)~3月31日(日)の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

X100VI

1位:X100VI
2位:Z f
3位:α7R V
4位:X-T5
5位:α7C II
6位:α7 IV
7位:Z 8
8位:EOS R6 Mark II
9位:OM-1 Mark II
10位:GR IIIx

富士フイルムのレンズ一体型カメラ「X100VI」が、2位以下を大きく引き離して首位を獲得した。予約開始からすぐに発売予定数に達し、受注受付けの再開については今のところ未定という。

前月首位だった「Z f」が2位にランクイン。X100VIの順位を下回りはしたものの、3位以下は引き離しているという。Map Cameraではレンズキットの方が、ボディ単体の倍近い販売数になっている。

3位の「α7R V」は2023年12月以来のランクインだった。2月16日に開始したメーカーのキャッシュバックキャンペーンの影響もありながら、最近は海外からの来店者の購入も増えているという。ソニーのカメラはこのほか、「α7C II」が5位に、「α7 IV」が6位にランクインしている。

リコーイメージングの「GR IIIx」が10位を獲得した。兄弟機の「GR III」も13位に位置しており、人気の高さを維持している。

中古デジカメ販売月間ランキング

α7 III

1位:α7 III
2位:OM-1
3位:α7C
4位:Z fc
5位:Z 5
6位:GR III
6位:Z 6
8位:GR IIIx
9位:α7 IV
10位:VLOGCAM ZV-E10

「α7 III」が2カ月連続で1位を獲得した。ソニーのカメラはこのほか「α7C」が3位、「α7 IV」が9位、「VLOGCAM ZV-E10」が10位と計4機種がランクインした。

2位を獲得したのは「OM-1」。後継機の「OM-1 Mark II」が登場したことにより、中古在庫が潤沢になったことで販売数が増えているという。

ニコンのカメラが3機種ランクインした。「Z fc」の4位を皮切りに、「Z 5」が5位を、「Z 6」が同数6位を獲得した。このほか、「GR III」(同数6位)と「GR IIIx」(8位)が中古部門では揃ってランクインしている。

本誌:宮本義朗