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シグマ、F1.2標準レンズで最軽量の「SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art」

同社初の13枚絞り羽根 本体重量745g

株式会社シグマは、交換レンズ「SIGMA 50mm F1.2 DG DN | Art」のLマウント用とソニーEマウント用を4月18日(木)に発売する。価格はオープン。直販価格は税込24万2,000円。

フルサイズミラーレスカメラ専用設計(DG DN)の単焦点標準レンズ。同社のArtラインに属する。35mmフルサイズミラーレス用の50mm F1.2レンズ(AF対応)において、最軽量としている。

レンズ構成は12群17枚。高屈折率硝材と非球面レンズ4枚を採用しつつ、ガラス1枚1枚を極限まで薄型化。極限まで削ぎ落したレンズ構成と機構設計により、大幅な軽量化を実現している。フローティングフォーカス機構により全長を短縮し、コンパクトなレンズ構成になっているという。

レンズ構成図

最新の光学設計により、諸収差を抑制。絞り開放から高い描写力を実現しているという。絞りには同社初の13枚羽根を採用。絞り込んだ際にも円形ボケを維持するとしており、滑らかな玉ボケ表現を特徴としている。

AF駆動にはリニアモーターHLAを採用。フォーカスブリージングの抑制に配慮した設計としている。

鏡筒には、任意の機能を割り当てられるAFLボタン、ロック機構とクリックのオンオフを切り換える機構を持つ絞りリングを搭載する。

上からフォーカスモード切換えスイッチ、AFLボタン、絞りリングクリックスイッチ
絞りリングロックスイッチ フードもロック機能付き

そのほか、防塵防滴構造、レンズ最前面への撥水防汚コートを採用。Lマウント用は別売のSIGMA USB DOCK UD-11に対応する。

フードを装着したイメージ

主な仕様

  • レンズ構成:12群17枚(非球面レンズ4枚含む)
  • 絞り羽根枚数:13枚(円形絞り)
  • 最小絞り:F16
  • 最短撮影距離:40cm
  • 最大撮影倍率:1:6.2
  • フィルターサイズ:72mm
  • 外形寸法:φ81.0×108.8mm
  • 質量:745g
    ※数値はいずれもLマウント用
本誌:佐藤拓