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大井川鐵道、桜の見頃に合わせてSLやEL列車を増発運転…桜並木では徐行運転も

大井川鐵道は3月6日(水)、桜の開花時期に合わせて増発・延長運転を実施すると発表した。

大井川沿いにある静岡県内有数の桜スポット「家山地区」や、温泉がある「川根温泉地区」への利便性向上を目的としている。

増発するのは、SL、EL、準急列車。家山から新金谷駅方面に向かうSL列車では、家山駅周辺の「桜トンネル」で徐行運転を実施。通常速度の半分となる時速20kmほどで走行するという。当該期間では寝台特急列車「さくら号」のヘッドマークを装着する。

家山駅付近の桜並木

国鉄時代に多く走っていたという旧客車を連結したEL(電気機関車)列車も運行する。

EL列車

そのほか、3月23日(土)から4月7日(日)までの期間、通常では神尾駅まで運転する準急列車を、川根温泉笹間渡駅まで運行区間を延長して運転する。

運転日

3月20日(水・祝)〜4月7日(日)
※3月27日(土)以降も一部列車を増発

増発列車

※時刻はいずれも始発駅の発車時間

往路

  • SLかわね路1号(新金谷→川根温泉笹間渡):11時52分発
  • ELさくら13号(新金谷→家山):14時14分発
  • SLさくら11号(新金谷→家山):10時38分発 ※3月27日(土)以降運転

復路

  • ELかわね路2号(川根温泉笹間渡→新金谷):12時42分発
  • SLさくら14号(家山→新金谷):14時59分発
  • ELさくら12号(家山→新金谷):11時14分発 ※3月27日(土)以降運転
本誌:佐藤拓