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ニコン「NX Tether」がライブビュー表示に対応 動画撮影の制御機能も追加

ニコンは2月7日(水)、テザー撮影用ソフト「NX Tether」の最新版を公開した。バージョン番号は2.0.0。

更新内容はWindows、macOS版ともに同様。カメラのライブビュー表示に対応し、対象機種(Z 9、Z 8、Z 7、Z 7II、Z 6、Z 6II、D6、D780)では動画撮影を制御する機能が追加された。また、同日発表されたZ 8の最新ファームウェア(Ver.2.00)への対応も含まれる。

そのほか、macOS版ではmacOS Sonoma バージョン 14への対応が加わり、macOS Big Sur バージョン 11がサポート対象外となった。

コントロール画面では撮影設定や環境設定など撮影スタイルに合わせた調整が可能。直感的にコントロールできるUIを採用し、ワークフローの効率化を測れるという。そのほかNX Studioとの連携が強化され、同時使用が可能となる。

動画のコントロール画面では録画中の赤枠表示に対応。それにより離れた場所から録画忘れなどの撮影ミスを防ぐことができる。

そのほかでは撮影中のライブビューの拡大表示が可能となった。キッチンスタジオの複雑な調理シーンで写真やビデオを観客に見せるときなどに活用できるという。

本誌:佐藤拓