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ユル・ブリンナー所有の「ライカMP」2台、計4億円超で落札
2023年12月8日 16:56
ライカカメラジャパンは12月8日、写真機材や作品を専門に扱うオークション「第43回 Leitz Photographica Auction」の結果について発表した。次回は2024年6月にウェッツラーのライツパークで開催予定。
今回はウィーンのホテル・ブリストルで11月24日(金)・25日(土)に開催。特筆すべき結果として、名優ユル・ブリンナーが所有していた2台の「ライカMP」(ブラック)が、それぞれ144万ユーロ(約2.2億円。手数料含む。以下同)と132万ユーロ(約2億円)で落札されたという。
写真作品では、ユル・ブリンナーが撮影したオードリー・ヘプバーンのポートレートが1万4,400ユーロ(約220万円)、インド出身の写真家ダヤニタ・シンが撮影した作品が1万2,000ユーロ(約187万円)で落札されたのがハイライト。
チャリティー企画「Truth in Focus」では、「Leica M10-P 'Ghost Edition' prototype」が1万8,000米ドル(約260万円)、俳優のジェイソン・モモアが所有していた「Leica M10 Monochrom 'Jason Momoa'」が5,400米ドル(約78万円)で落札。合計4万550米ドル(約584万円)の全額を、報道の自由とジャーナリストの人権保護を支援するアメリカのNPO「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」に寄付する。