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「LUMIX S5II/S5IIX」最新ファームウェアが予告。手持ちハイレゾやMFアシスト

パナソニックは、「LUMIX S5II」と「LUMIX S5IIX」の最新ファームウェアを10月24日に公開すると予告した。

バージョン番号は、LUMIX S5IIがVer.2.2、LUMIX S5IIXがVer.1.3。更新内容は共通。

ハイレゾモード

従来三脚での固定が必要だったハイレゾモード時の撮影が、手持ち撮影に対応。登山など荷物を減らしたいシチュエーションに加えて、三脚の使用が禁じられている場所でも活用できるという。

そのほか、ハイレゾモードでの長時間撮影に対応。最長1秒だった撮影時間が8秒まで延長される。それにより、夜景や暗い収蔵庫内での美術品、工芸品、洞窟内の遺跡などといった低照度の撮影現場でも、低ノイズかつ高解像の撮影が可能としている。

AFポイントスコープ/MFアシスト

フォーカスが合った被写体に対して、拡大表示できる機能が追加される。ピントの確認に加えて、望遠鏡のように被写体の観察などでも活用できるという。

AFポイントスコープ

そのほか、MF撮影時に拡大表示を行う「MFアシスト」では、最大倍率が20倍まで拡張された。天体撮影時においては、小さな点光源でもモニターやファインダーで確認しながらピント合わせができるため、バーティノフマスクのような補助機器を使わなくても星にフォーカシングしやすくなるという。

MFアシスト
本誌:佐藤拓