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ソニー、CineAltaカメラに小型軽量ボディの「BURANO」を追加
電子可変NDフィルターやボディ内手ブレ補正を搭載
2023年9月13日 16:15
ソニーは、少人数での撮影に適したCineAltaカメラ「BURANO（ブラーノ）」を2024年春に発売する。市場推定価格は430万円前後（税込）。
「VENICE 2」「VENICE」を擁するデジタルシネマカメラの最上位ライン「CineAltaカメラ」の新製品。上位機種と同様、8.6Kの35mm判イメージセンサーを採用する。
「VENICE 2」より約33%軽量となる本体重量2.9kgを実現。この小型ボディに電子式可変NDフィルターおよびボディ内蔵光学式手ブレ補正機構を内蔵したことで、少数クルーでの撮影にも対応しやすいとする。なお、PLマウントカメラへのボディ内蔵光学式手ブレ補正機構の搭載は、世界初としている。
イメージスキャンモードは8.6K 30p、6K 60p、5.8K 60p、4K 120pなど。ラチチュードは16stop。ISO 800とISO 3200の2つの基準ISO感度を持つデュアル・ベースISOも搭載している。
BT.2020、DCI-P3を超える色域も確保。S-Log3も利用でき、「VENICE 2」と同様の色再現が可能とする。
PLマウントアダプターを外すことで、Eマウントレンズが使用できるようになる。EマウントレンズではAFを利用可能。被写体認識AF、タッチフォーカス、タッチトラッキングに対応する。
本体での記録媒体として、新たにCFexpress Type Bメモリーカードを採用した。対応スロットを2基備える。ちなみに「VENICE 2」では、本体内蔵記録にSxSカード、またはSDカードを使用する。
なお「BURANO」の発表と同時に、1,920GBおよび960GBのCFexpress Type Bの発売についてアナウンスがあった。
専用のグリップリモコン「GP-VR100」も発表された。ズームレバーをはじめ、ソロ撮影スタイルで「BURANO」を扱えるようになる。市場推定価格は24万円前後（税込）。ショルダースタイル用のアダプター「VCT-FSA5」を装着した「FX6」でも使用できる。
