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クリエイティブワークフロー向けのM.2 SSD「WD Blue SSD」

nCache 4.0、NVMe PCIe Gen 4.0x4に対応

ウエスタンデジタルは、コンテンツクリエイターやプロなど、要求の厳しいクリエイティブなワークフロー向けとなるM.2(Type2280)規格のSSD「WD Blue SN 580 NVMe」を7月19日に発売する。

同製品は、「WD Blue」製品として初めて、nCache 4.0テクノロジーとNVMe PCIe Gen 4.0x4を搭載したM.2 SSD。

nCache 4.0テクノロジーによる、ハイブリッドSLCキャッシュを使用した高いバースト書き込みにより、大きなファイルデータなどの超高速コピーが可能。クリエイターのワークフローが最適化できるという。

同社によると、既存のPCをアップグレードしたり、カスタムビルドPCを強化したりする用途に向けて設計したとしている。

2TB/1TBモデルでは、最大4,150MB/sの読み込み・書き込み速度を実現。4Kランダムリード/ライトは最大60万/75万IOPS(I/O毎秒)となっている。

5年間の限定保証を付帯する。

主な仕様

  • 容量ラインナップ:2TB、1TB、500GB、250GB
  • フォームファクター:M.2 2280
  • コネクタ:M.2
  • インターフェース:PCIe Gen4 x4
  • 最大読み込み速度:4,150MB/s(2TB/1TB)、4,000MB/s(500GB/250GB)
  • 最大書き込み速度:4,150MB/s(2TB/1TB)、3,600MB/s(500GB)、2,000MB/s(250GB)
  • 4Kランダムリード:60万IOPS(2TB/1TB)、45万IOPS(500GB)、24万IOPS(250GB)
  • 4Kランダムライト:75万IOPS(2TB/1TB)、75万IOPS(500GB)、47万IOPS(250GB)
  • 耐久性(TBW):900(2TB)、600(1TB)、300(500GB)、150(250GB)
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。